ドラムスティックと太鼓のバチの違いって?初心者が気になる疑問をやさしく解説!

こんにちは🎵

このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、小1の息子とその息子よりもドラムに夢中な夫と一緒に、音楽のある暮らしを楽しむ様子をつづっています。

わが家のように「太鼓の達人」がきっかけでドラムを始める子どもも増えていて、そんなご家庭に向けて、親目線で役立つ情報をお届けしています。

今回は、そんなわが家のドラム初心者あるある…

「スティックって必要なの?太鼓のバチじゃダメなの?」

という疑問について、ドラムスティックと太鼓のバチの違いを実際の体験をもとにやさしく解説していきます。

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ドラムスティックと太鼓のバチの違いってなに?

初レッスンで「ドラムスティックを持ってきてください」と言われたけど…

ドラム教室に通い始めて間もないころ、レッスンの帰りに先生からこう言われました。

「次回からはご自身のドラムスティックをお持ちくださいね。」

そのときわが家にあったのは、ゲーム「太鼓の達人」の家庭用コントローラー・通称「タタコン」に付属していたバチ。

「これってダメなの?見た目そんなに変わらないけど…」と、正直思いました。

同じように思ったことのある方、きっといらっしゃるのではないでしょうか。

でも実は、ドラムスティックと太鼓のバチは、見た目こそ似ていても、素材・重さ・長さ・バランスなどがまったく違うんです。

比較してみた!子ども用ドラムスティック&タタコンのバチ

わが家には現在、以下のような「スティック&バチ」たちがあります。

種類本数備考
電子ドラム付属スティック(大人用)1セット軽め・細め
子ども用ドラムスティック(JUG)1セットレッスンで使用中
大人用ドラムスティック(VIC FIRTH・Pearl)2セットパパが愛用
太鼓の達人 タタコンのバチ1セット太くて軽い
ゲーセン持参用のマイバチ2セット細め・反発強め・個人改造品

このうち、子ども用ドラムスティックとタタコン付属のバチを比較してみると、大きさや太さ、先端の形状の違いがとてもよくわかります。

では、なぜ「太鼓のバチ」はドラムには使えないのでしょうか?

もう少し詳しく見ていきましょう。

素材・重さ・バランスが違う!それぞれの特徴

ドラムスティックの特徴

ドラムスティックは、ドラムセットを叩くために設計されています。

特徴をまとめると以下の通りです。

  • 素材:ヒッコリーやメイプルなどの天然木やカーボン製
  • 重さ:1本あたり40〜60g(子ども用は30g前後)
  • 長さ:約36〜40cm(子ども用は30〜33cm)
  • チップの形:音色を左右する重要なパーツ

また、打面(スネアやシンバルなど)に正確に当てやすいよう、手に持ったときのバランスにも配慮されています。

太鼓の達人のバチの特徴

一方で太鼓の達人のバチは、ゲーム機の感知センサーに反応しやすいよう設計されています。

  • 素材:プラスチックや軽量ウレタンなど
  • 重さ:軽くて1本20g程度
  • 長さ:ドラムスティックよりやや短め
  • チップ:丸みのある一体型で細かい音のコントロールには不向き

つまり、「叩いたときの跳ね返り」や「音色の変化」には対応していません。

ドラムセットで使用すると打感がまったく異なり、力加減の練習や正しいフォームを身につけにくくなってしまうのです。

子どもにはどんなドラムスティックがいいの?

初心者には軽くて短めの子ども用スティックを

ドラムを始めたばかりの子どもには、大人用のスティックは少し重たくて扱いづらいことも。

わが家で使っているのは、JUG(ジャグ)の「JH350」というキッズ向けスティックです。

軽くて短め、しっかり握れて扱いやすいので、習い始めの子にもおすすめです。

お値段は2,000円前後。

ネットや楽器店で簡単に手に入ります。

スティック選びで気をつけたいポイント

  • 長さが子どもの手に合っているか
  • 滑りにくく握りやすい素材か
  • チップの形は丸型(ラウンドチップ)だと扱いやすい

実際に店頭で握ってみたり、先生に相談して決めるのもおすすめです。

関連記事▶ドラムスティックの子ども用と大人用の違いとは?おすすめ子ども用スティックも紹介

「太鼓のバチで代用してもいい?」の答え

結論としては、短期間・緊急時の代用はOKでも、レッスンや練習にはドラムスティックが必須です。

バチで叩くと電子ドラムやパッドが傷む可能性もありますし、正しいリズム感や手首の使い方が身につきません。

お子さんの上達やモチベーションにも関わるので、できれば早めにスティックを用意してあげてくださいね。

ドラムスティックと太鼓のバチの違いQ&A

ここでは、よくある疑問をQ&A形式でご紹介します。

Q1. 太鼓の達人のバチは自宅練習に使えますか?

A. おすすめしません。打感や重さがまったく違うため、感覚がズレてしまいます。

Q2. 電子ドラムには専用スティックが必要?

A. 専用品でなくてもOKですが、軽めのナイロンチップタイプが安心です。ゴムパッドの劣化を防げます。

Q3. 予備のスティックって必要?

A. 落としたり折れたりすることもあるので、2セットくらいあると安心です。

まとめ:ドラムを楽しく続けるために、スティック選びはとても大切

「太鼓のバチでドラムって叩けないの?」

というのは、太鼓の達人からドラムの世界に入った親なら誰もが一度は思うこと。

でも、道具が違えば得られる経験も変わります。

子どもにとって叩きやすいスティックを使うことで、より正確なフォームと音のコントロールを身につけることができます。

スティックはドラム演奏の「相棒」。

ぜひお子さんに合った一本を選んで、楽しく音楽の世界に飛び込んでみてくださいね。

関連記事▶子ども用ドラムスティックおすすめ5選!初めての1本はどう選ぶ?メーカーによる違いや選び方も解説

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