こんにちは♪
このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、島村楽器のキッズドラムコースに通い始めた6歳の息子と、息子以上にドラムに夢中な夫との日々を、音楽の楽しさと一緒にお届けしています。
今回は、ドラム初心者さんや、ドラムを始めたばかりのお子さんをサポートする保護者の方向けに、
- 「8ビート(エイトビート)とは何か?」
- 「どんな種類があるのか?」
について、できるだけわかりやすくお話ししていきます。
親子で楽しみながら、ドラムの世界をちょっとずつ知っていきましょう♪
目次
8ビート(エイトビート)とは?ドラム初心者がまず覚えたいリズム

8ビートってどんなビート?
8ビートは、ロックやポップスで最もよく使われる基本的なリズムパターンです。
初心者向けの楽譜や練習曲にもよく登場し、 ドラムを始めたばかりの人が最初に覚えることが多いのが、この”8ビート”です。
1小節を8つに均等に分けたリズムに合わせて、 右手(ハイハット)、左手(スネア)、右足(バスドラム)を組み合わせて演奏します。
8ビートの基本的な構成
基本の8ビートは、次のような構成になっています。
- ハイハット:8分音符で一定に刻む(”チッチッチッチ…”)
- スネア:2拍目と4拍目(”ターン”の部分)
- バスドラム:1拍目と3拍目、またはそれ以外にも加えることがある
この組み合わせによって、シンプルなのにノリのあるリズムが生まれます。
8ビートには種類がある?代表的なパターンを紹介

“8ビート”とひとことで言っても、実はさまざまな種類があります。
ここでは、初心者でもトライしやすい代表的な8ビートのバリエーションを紹介します。
スタンダードな8ビート
もっとも基本的な形で、多くのポップスやロックの曲で使われています。
テンポの速さや、ハイハットをオープンにするかどうかで表情が変わります。
- 右手でハイハットを「チッ チッ チッ チッ チッ チッ チッ チッ」と8回叩きます(8分音符)
- 1拍目と3拍目で右足(バスドラム)を「ドン ドン」
- 2拍目と4拍目で左手(スネア)を「パン パン」
体感としては「ドン チッ パン チッ ドン チッ パン チッ」といった感じ。
迷ったらまずはこのパターンから!
オルタネイト8ビート
バスドラムの位置を少しずらしたり、スネアとハイハットのタイミングを変えることで、 より動きのあるリズムになります。
初心者でも、少し慣れてくると取り入れやすいパターンです。
- ハイハットは同じように「チッ チッ チッ チッ チッ チッ チッ チッ」
- バスドラムは1拍目と3拍目、そして2拍目の裏(2と3の間)に入ります
- スネアは2拍目と4拍目にしっかり「パン」
イメージは「ドン チッ ドン パン チッ ドン パン チッ」。
リズムに少し「跳ねる」感じが出ます。
シャッフル8ビート
“跳ねた”ようなノリになる8ビート。
ブルースや一部のロックに使われます。
3連符の感覚が加わるので、リズム感のトレーニングにもなります。
- ハイハットが「タッ タ タッ タ タッ タ タッ タ」という跳ねたリズム
- バスドラムは1拍目と3拍目に「ドン ドン」
- スネアは2拍目と4拍目に「パン パン」
イメージで言うと「ドゥン タ パッ タ ドゥン タ パッ タ」みたいな感じ。
ノリがよくて体が自然と動くリズムです。
ファンキー8ビート
16分音符を交えた、よりグルーヴィーなパターン。
難易度は上がりますが、ノリが出てくるととても楽しく演奏できます。
- ハイハットは常に「チッ チッ チッ チッ チッ チッ チッ チッ」
- バスドラムは1拍目と3拍目、さらに4拍目の裏に追加することも
- スネアは2と4はしっかり「パン」、2拍目の裏のタイミングでゴーストノートを小さく「コツ」
ファンキーなリズムは「ドン チッ コツ チッ ドン チッ コツ チッ」といった感じで、アクセントや音の強弱がカギになります。
代表的な8ビートまとめ
表にまとめると…
リズムの種類 | 特徴 | バスドラム位置 | スネア位置 | ハイハット |
---|---|---|---|---|
スタンダード8ビート | 初心者向け・基本の型 | 1・3拍目 | 2・4拍目 | 8分で均等に |
オルタネイト8ビート | 少し動きのある変化形 | 1・2&・3拍目 | 2・4拍目 | 同上 |
シャッフル8ビート | 跳ねたノリ、ブルース風 | 1・3拍目 | 2・4拍目 | 三連符の1・3で |
ファンキー8ビート | 裏打ちやゴーストを活用 | 1・3・4&など | 2・4+ゴースト | 8分で細かく表現 |
これらのリズムを動画で見たい場合は、YouTubeで「〇〇 8ビート ドラム」と検索すると、プロや初心者の演奏動画がたくさん出てきます。
なお、8ビートがうまくできないときの練習法については、こちらの記事で詳しくまとめています:
👉 ドラム初心者必見!エイトビートができないときの練習法とコツ
どれから練習すればいい?初心者におすすめの順番

最初は、“スタンダードな8ビート”をしっかりマスターするのがおすすめです。
テンポを落として、ハイハット・スネア・バスドラムのタイミングを身体で覚えていきましょう。
以下の順でチャレンジしていくと、スムーズにステップアップできます。
- スタンダード8ビート(基本)
- オルタネイト8ビート(少し動きのあるもの)
- シャッフル8ビート(3連の感覚に慣れる)
- ファンキー8ビート(16分音符を取り入れる)
子どもも8ビートができるようになる?

子どもでも、丁寧に練習を重ねれば8ビートは自然に身につきます。
我が家の6歳の息子も、最初はバラバラでしたが、 先生と一緒にテンポをゆっくりにして繰り返し練習するうちに、 だんだん叩けるようになっていきました。
特に小さなお子さんの場合、 「完璧に叩ける」よりも、「楽しんで音を出す」ことの方が大切です。
個人レッスンだと、お子さんのペースに合わせて進めてもらえるのが大きな安心ポイントです。
島村楽器のキッズドラムコースは、グループレッスンもありますが、 我が家は個人レッスンでじっくり進めています。
関連記事▶【ドラム教室】個人レッスンとグループレッスンどっちがいい?子どもを通わせてわかった違いと選び方
ドラム初心者にとって8ビートが重要な理由

ドラムの基本は”リズムキープ”。
8ビートをマスターすることで、バンドの中で安定したリズムを刻めるようになります。
また、ポップスやロックの曲の大半が8ビートをベースにしているので、 叩ける曲が一気に増えて楽しさも倍増します。
大人の初心者の方でも基本の8ビートができるようになるだけで、 ドラムの世界が一気に広がると感じるはずです。
他の練習法やコツも知りたい方へ
「8ビートは分かったけど、いざ叩くとうまくいかない…」
という方には、 別記事『ドラム初心者必見!エイトビートができないときの練習法とコツ』もおすすめです。
つまずきやすいポイントや家でできる練習法をまとめていますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
まとめ:8ビートの種類を知るとドラムがもっと楽しくなる!

8ビートは、ドラムの世界への第一歩。
種類を知って少しずつ叩き分けられるようになると、 演奏の幅が広がってさらに楽しくなります。
子どもでも大人でも、ゆっくり一歩ずつ進んでいけば大丈夫。
親子で一緒に練習する時間も、音楽を通じた素敵なコミュニケーションになります♪
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