子どもがドラムで疲れる理由とは?6歳息子の体験から学ぶ、疲れにくい練習の工夫

こんにちは🎵

このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、島村楽器のキッズドラムコースに通い始めた6歳息子と、息子以上にドラムに夢中な夫について、音楽の楽しさを家族の視点から発信しています。

今回は、ドラム教室に通い始めて数ヶ月たった息子の様子から見えてきた

「ドラムって意外と疲れるのでは?」

という気づきを、初心者ママ目線でお伝えしたいと思います。

ドラムは楽しい!でも、ドラムって思ったより疲れる?

お子さんがドラムを始めたばかりの方はもちろん、これから習わせてみようかなと考えているご家庭にも、参考になる内容になれば嬉しいです。

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ドラムレッスンで見えた「疲れ」のサイン

レッスン終盤、息子の顔がぐったり…

ドラム教室に通い始めて数ヶ月、レッスンのたびにどんどん叩けるようになってきた6歳の息子。

でも、ある日ふと気づいたのです。

30分の個人レッスンの後半、特にラスト10分になると、息子の表情があきらかに疲れていることに。

最初は「学校で疲れたのかな?」「緊張してる?」と思っていたのですが、何度かレッスンを見学しているうちに、

「これは…腕が疲れているのかも?」

と感じ始めました。

もちろん、使用しているスティックは子ども用。

島村楽器の店員さんにすすめてもらったサイズで、重さも息子に合っているものを使っています。

▼これの色違いかな….?

それでも、やっぱり疲れてしまう。

もしかして、ドラムって想像以上に体力(特に腕力)を使うのかもしれない。

そんな気づきが、今回の記事を書くきっかけになりました。

そもそも、ドラムってどのくらい疲れるの?

ドラムは全身運動!

ドラムは、見た目以上に“全身”を使う楽器です。

  • 両手でスティックを振り続ける
  • 右足でバスドラムを踏む
  • 場合によっては左足でハイハットのペダルを操作
  • 背筋を保ったままリズムをキープ

これらすべてを同時にこなすのが、ドラムの演奏です。

集中力だけでなく、筋力や体力も必要になります。

特に小さな子どもにとっては、ほんの数分の練習でもかなりの運動量になることがあるんです。

子どもの筋力では負担になることも

6歳といえば、まだまだ身体も筋力も発展途上。

大人にとっては軽いスティックでも、子どもにとっては長時間持ち続けるだけで疲れることがあります。

しかも、ドラムは「正確に叩く」ことが求められる楽器。

叩けば叩くほど、体に負担がかかってくるのは当然とも言えるのかもしれません。

ドラムで疲れる主な原因

無駄な力の入りすぎ

ドラムは、基本的に力を抜いて叩く楽器です。

しかし、初心者や子どもは、無意識に力を入れてしまいがち。

特に腕全体で叩こうとすると、すぐに疲れてしまいます。

セッティングの不適切さ

ドラムセットの配置が体に合っていないと無理な姿勢で演奏することになり、疲れやすくなります。

特に椅子の高さやスネアの位置が合っていないと、腕や背中に負担がかかります。

子どもの体格に合わせたセッティングが重要です。

スティックの選択

スティックの太さや重さが合っていないと、操作が難しくなり、余計な力を使ってしまいます。

手が小さい子どもには、細めで軽いスティックが適しています。

適切なスティックを選ぶことで、疲れにくくなります。

ドラム練習の疲れを軽減する工夫

1. 練習時間は短め&こまめに休憩

疲れやすい時期の子どもには、“短時間集中”のスタイルが効果的です。

たとえば、自宅での練習は

  • 5分叩いたら休憩
  • 10分練習できたらその日は終わり

くらいの感覚でOK。

「やらなきゃ」より「楽しいな」の気持ちを大切にしてあげることが、ドラムの継続にもつながります。

2. 腕の疲れをやわらげるフォームを意識

自己流で叩いていると、無駄に力が入って疲れやすくなります。

先生から「リラックスして持とうね」とアドバイスされたことがありましたが、 フォームを少し直しただけで、叩きやすさが変わることもあるようです。

疲れにくいフォームの例:

  • スティックは軽く握る(ギュッと握らない)
  • 手首のスナップを使って叩く(腕全体を使わない)
  • スティックのリバウンドを利用する(これ初心者には難しい!)
  • 椅子の高さや姿勢を調整する

これは子ども本人だけでなく、親がレッスン中に観察しておいて、家で一緒に確認してあげるとよさそうです。

3. スティックの見直しも一案

一応、我が家も子ども用スティックを使っていますが、 子ども用の中でも”より軽いタイプ“や”グリップに滑り止めがあるもの“など、少しずつ仕様が違います。

島村楽器のスタッフさんに相談すると、体格や腕力に合ったスティックを提案してもらえるのでおすすめです。

とくに初心者のうちは叩き心地が負担に直結することもあるので、 子どもの”疲れた顔”が気になるときは、道具を見直すのも一つの手です。

疲れる=合ってない?辞めた方がいいの?

疲れても「楽しい」があれば続けられる

最初は心配していましたが、息子は「疲れた〜」と言いつつも、「ドラム楽しい!」という気持ちは変わっていないようです。

子どもって、好きなことなら頑張れちゃうんですよね。

逆に、嫌なことを無理に続けるとすぐに「もう行きたくない」となってしまいます。

疲れている=向いてない、ということではありません。

大切なのは、”楽しめているかどうか”。

だからこそ、無理のないペースで楽しめる環境を整えてあげたいなと思っています。

関連記事はこちら▶ドラムに向いている子の特徴とは?親が見て感じたリアルな体験談も紹介!

レッスンスタイルを見直す選択肢も

ちなみに、島村楽器のキッズドラムコースには「個人レッスン」と「グループレッスン」があります。

我が家はマンツーマンの個人レッスンを選んでいますが、 人によってはグループレッスンの方が負担が少ないと感じることもあるかもしれません。

どちらが合うかはお子さんの性格やペースにもよるので、体験レッスンを通じて検討するのがおすすめです。

子どもが疲れた時に親ができること

  • 「疲れた」って言えたらそれだけでOKと伝える
  • お風呂で腕をほぐしてあげる
  • 頑張ったことをちゃんと認める

小さなことですが、こういった声かけやサポートが 「またやってみよう」という気持ちにつながってくる気がします。

ドラムはスポーツと同じで、最初のうちは筋肉痛になったり、疲れやすかったりします。

でもだからこそ、続けるうちに”できること”が増えていくのが見える楽器でもあります。

疲れる=成長している証拠。

そんなふうに、あたたかく見守っていけたらいいなと思います。

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