こんにちは🎵
「ドラムはじめました♬」へようこそ!
この記事を書いている私は、ドラム初心者の息子(小1)と、ドラムにどハマりした夫を観察する母親。
私自身は未経験者ながら、親目線でドラムの学びをまとめています!
「ドラムを始めたばかりだけど、なんで手をクロスさせるの?やりにくくない?」
そんな疑問を持った方、けっこう多いのではないでしょうか。
この記事では、ドラムの基本リズム「エイトビート」でよく見かけるクロスハンド奏法(手を交差させて叩くスタイル)について、その理由とメリットをわかりやすく解説します🎵
目次
そもそもドラムの「クロスハンド奏法」って何?

まず、ドラムのクロスハンド奏法とは、次のような構え方のことです。
- 右手でハイハット
- 左手でスネア
- 両手を交差させて演奏するスタイル
つまり、ハイハット(左側)を右手で叩こうとすると、左手と自然にクロスするというわけです。
▼イメージ
右手 → 左側のハイハット
左手 → 真ん中のスネア
→ 結果:クロスする
なぜわざわざクロスさせるの?

正直、「手がぶつかりそう」「なんだかやりにくい」と感じる方もいるはず。
でも、実はちゃんとした理由があるんです。
理由①:右利きの人が叩きやすい構えだから
ドラムセットは、基本的に右利き用に組まれています。
そのため、リズムを刻むハイハットは左側にあることが多いです。
リズムの中心となるハイハットを、慣れている右手で刻むのが自然なので、左側のハイハットを右手で叩こうとすると、左手の前を通る→クロスするというわけです。
理由②:ハイハットとスネアを同時に使いやすくするため
エイトビートでは、次のような役割分担があります。
- ハイハット(8分音符をずっと刻む)→右手
- スネア(2拍目・4拍目)→左手
この形にすることで、手の動きがシンプルになり、リズムが安定します。
特に初心者のうちは、手の配置を一定にしてリズムに集中できるようにするのが大切。
その点で、クロスハンド奏法は理にかなっているんです。
理由③:ドラムセットの配置と相性がいい
ほとんどのドラムセットは、次のように並んでいます。
- 左側:ハイハット
- 真ん中:スネア
- 右側:タムやライドシンバル
このセットをそのまま使うと、ハイハットを右手で叩くには自然と左手をまたぐことになります。
つまり、「クロスしないほうが不自然」というのが実情です。
実はクロスしなくても叩ける?「オープンハンド奏法」という選択肢

- 「クロスがやりづらい…」
- 「子どもが小柄で手が届かない…」
そんな方は、無理にクロスしなくても大丈夫。
オープンハンド奏法という叩き方があります!
オープンハンド奏法とは?
- 左手でハイハット
- 右手でスネアやタム
→ 両手をクロスせずに演奏できるスタイル
最近ではプロのドラマーでもオープンハンドを取り入れている人が増えていて、特に小さな子どもや初心者にとっては、こちらの方が自然に感じることもあります。
オープンハンド奏法では、手をクロスさせずに自然なフォームで演奏できます。
下の動画では、その具体的な叩き方やメリットが分かりやすく紹介されています👇
我が家の体験談:小1の息子とクロスハンドの壁
小1の息子がドラムを始めたばかりの頃、
「なんでこんな手の組み方なの?やりづらい!」
と不満そうでした。
でもレッスンで先生に「右手でリズムをキープできると上達が早いよ」と教わってからは、徐々にクロスハンドにも慣れ、今ではエイトビートも安定してきました。
ただ、手が小さい子どもにとってはまだ難しい時期もあるので、必要に応じてオープンハンドで練習する日もあります。
まとめ:クロスハンドは「理にかなった基本形」

クロスハンドが基本形になっている理由:
- 右利きの人が安定してハイハットを叩くため
- リズムの役割分担(ハイハットとスネア)に合っているから
- ドラムセットの配置的にも自然な構えだから
とはいえ、「クロス=絶対」ではありません。
自分に合ったスタイルを見つけることが、長く楽しくドラムを続けるコツです♪
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