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このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が島村楽器キッズドラムコースに通い始めた7歳息子、息子よりもドラムにハマり中の夫について、音楽の楽しさを子育て目線でお届けしています。
ピアノとドラムは、それぞれ単体でも楽しい楽器ですが、2つを合わせて演奏すると一気に「バンド感」が出てワクワクしますよね。
親子や友達同士でセッションをするきっかけにもなり、家での練習がもっと楽しくなるはずです。
ただし、実際に合わせてみると「テンポが合わない」「バラバラになってしまう」と悩むケースが多いのも事実。
特に初心者同士や親子で演奏する場合、リズムがかみ合わずに「楽しいはずがイライラ…」となってしまうことも。
そこでこの記事では、初心者でも取り入れやすい「ピアノとドラムでセッションするときに気をつけたいリズム合わせのコツ」を解説します。
目次
ドラムがテンポの“リーダー”になる

セッションで一番大事なのは、ドラムがテンポのリーダーになることです。
ドラムはバンドの中で「拍子木」のような役割を持っていて、全員がそのビートに乗って演奏します。
逆に言うと、ドラムが速くなったり遅れたりすると、ピアノも引きずられて全体が崩れてしまいます。
- ドラマーは「一定のテンポをキープ」することを最優先に意識する
- ピアニストは「ドラムのリズムに寄り添う」気持ちで演奏する
この意識を持つだけで、バラバラ感がかなり減ります。
メトロノームを使った共同練習をする

個人練習のときからメトロノームを使ってテンポを意識している人は多いですが、セッション前に2人で一緒にメトロノームを聴きながら練習するのがおすすめです。
- 最初はゆっくりのテンポ(♩=60くらい)から始める
- 同じ小節を何度も繰り返して、テンポが合う感覚をつかむ
- 慣れてきたら徐々にテンポを上げる
「メトロノームのクリック」と「ドラムのビート」と「ピアノの伴奏」が一体になる感覚をつかむと、格段に演奏しやすくなります。
カウントを入れてから演奏を始める

ピアノとドラムのセッションが最もズレやすい瞬間は、演奏を始めるときです。
- 「せーの!」で始めるとテンポが曖昧になりやすい
- いきなり弾き出すと、相手が追いつけずズレてしまう
これを防ぐには、ドラムのカウント(1,2,3,4)を合図にするのがベスト。
ドラムがリーダーとしてカウントを刻み、そのリズムに乗ってピアノが入ると、演奏がスムーズにスタートします。
ピアノは左手をリズムの目安に

ピアノを弾くとき、多くの人は右手のメロディに意識が集中します。
ところがメロディばかりに気を取られると、ドラムとズレやすいのです。
そこで意識したいのが左手(伴奏)とドラムの関係。
- ピアノ左手の和音やリズム → ドラムのバスドラム・スネアに合わせる
- 右手のメロディは自由に歌うように乗せる
このように役割を分けると、演奏全体が安定します。
「リズム担当はドラム+ピアノ左手、メロディ担当はピアノ右手」と考えると分かりやすいです。
相手の音を“聴く”練習をする

初心者にとって一番難しいのは、「自分の音を出しながら相手の音も聴く」ことです。
- ピアニストはドラムのハイハットやスネアを意識して聴く
- ドラマーはピアノ左手の伴奏を意識して聴く
- お互いに「ズレたら微調整する」気持ちを持つ
最初はどうしても「自分の音に集中」してしまいますが、少しずつ相手の音を聴く意識を持つと、一体感が出てきます。
よくある失敗と改善法
セッションを始めたばかりの頃によくある問題と、その改善法を整理しました。
- ドラムが速くなる/遅れる
→ メトロノームを使ってテンポキープの練習をする - ピアノが遅れる/走る
→ 左手伴奏をドラムに合わせる意識を持つ - 最初からバラバラになる
→ ドラムが「1,2,3,4」とカウントしてから入る - 途中でずれて収拾がつかない
→ 一度止めて、問題の小節をゆっくりからやり直す
まとめ

ピアノとドラムでセッションをするときに気をつけたいリズム合わせのコツは、次の4つです。
- ドラムがリーダーになってテンポを作る
- メトロノームを使って共同練習をする
- 演奏を始めるときはドラムのカウントを使う
- ピアノ左手とドラムを合わせ、相手の音をよく聴く
セッションは最初は難しくても、コツを押さえればどんどん楽しくなっていきます。
特にぴったりのリズムで合わせられるようになると「演奏の喜び」が何倍にも広がりますよ🎵
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