【電子ドラムの選び方】ドラム初心者必見!失敗しない選び方と実際に買ってわかったことレポート

こんにちは🎵

このブログ「ドラムはじめました♬」ではドラム未経験の母が、小学1年生の息子とその影響でドラムに夢中になった夫の様子を中心に、音楽の楽しさをお届けしています。

今回は、我が家でも実際に購入した「電子ドラム」について、その選び方やメリットを、初心者ママ目線でわかりやすくお伝えします。

ドラム教室に通い始めてすぐ、家での練習の必要性を感じて購入した電子ドラム。

いざ選ぼうと思っても、価格帯も種類もバラバラで、正直「何が違うの?」と迷いました。

この記事ではそんな疑問にこたえながら、初めての電子ドラム選びに役立つ情報をまとめています。

お子さんの習い事や、大人の趣味としてのスタートに、電子ドラム購入を検討中の方の参考になればうれしいです。

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電子ドラムのメリットって?

まずは「なぜ電子ドラムなのか?」を、改めて考えてみましょう。

(「もう電子ドラム買うこと自体は決めてる!」って方は読み飛ばしちゃってOKです🎵)

自宅で音を気にせず練習できる

電子ドラム最大のメリットは、音量を調整できる点です。

アコースティックドラムはどうしても大きな音が出てしまい、集合住宅での練習は現実的ではありません。

その点、電子ドラムならヘッドホンを使えば周囲に配慮して練習できます。

我が家も集合住宅なので、電子ドラム一択でした。

サイズがコンパクトで場所をとらない

電子ドラムは、たたむことができたり、比較的コンパクトに設置できたりする機種が多いです。

リビングの一角に置いていても圧迫感がなく、必要に応じて移動も可能です。

メンテナンスが楽

アコースティックドラムのようなチューニングやヘッドの張り替えなどが必要なく、初心者にとってはとても扱いやすい楽器です。

練習機能が豊富

メトロノーム機能や録音・再生機能、リズムパターンの練習など、デジタルならではの便利な機能がついていることも。

練習のモチベーションにもつながります。

電子ドラムの価格帯と違い|高い電子ドラムは何が違うの?

電子ドラムは、安いものでは2万円台から、高いものだと50万円以上のプロ仕様まであります。

一体何が違うのでしょうか?

音源モジュールの質

電子ドラムの心臓部分ともいえる音源モジュール。

安価なモデルでは音の種類が少なく、音のリアルさにも限界があります。

高価なモデルになると、実際のドラム音を細かく再現していたり、音のレスポンス(叩いた感覚)が非常に自然だったりします。

パッドの打感・サイズ

スネアやタムのパッドも、値段によって打感が全く違います。

高いモデルほど、アコースティックドラムに近い感触で練習できます。

また、安価なものはパッドが小さいことが多く、叩く位置がシビアになります。

パッドが小さいものは、スティックを振り下ろした際に「スカッ」となることも…(笑)

シンバルやハイハットの表現力

安価なモデルではシンバルのチョーク(手で音を止める)や、ハイハットの開閉などができないこともあります。

音の表現の幅を重視するなら、少し上位モデルがおすすめです。

電子ドラムを選ぶときにチェックしたいポイント

それでは、実際に電子ドラムを選ぶときに注目したい項目を見ていきましょう。

スネアパッドのサイズと打感

スネアは一番よく使うパーツ。

できれば8インチ以上あると、安定して叩けます。

ゴムパッドよりもメッシュパッドの方が、よりアコースティックに近い打感でおすすめです。

シンバルの枚数と種類

クラッシュ1枚・ライド1枚・ハイハット1枚(合計3シンバル)が最低限の構成ですが、できればクラッシュが2枚(合計4シンバル)あると幅広い練習ができます。

チョーク機能付きかどうかも確認しましょう。

バスドラムのタイプ

バスドラム(キック)は、大きく分けて以下の2タイプがあります。

タイプ特徴
スイッチ式静かで場所も取らないが、本物のペダル感はない
ペダル式アコースティックに近いが、音と振動がある

本格的にやりたいならペダル式がおすすめですが、静音性を優先するならスイッチ式でもOKです。

ハイハットの操作性

初心者モデルでは、ハイハットをペダルで開閉できないものもあります。

ある程度しっかり練習したい場合は、開閉できるモデルを選びましょう。

我が家が購入したのは5万円前後の電子ドラム

我が家が購入したのは、5万円程度の比較的エントリーモデルです。

機種名はELEDORA(エレドラ)DWT-200で、息子がドラム教室に通い始めた月に、楽天市場でポチりました。

特徴としては、

  • メッシュパッド
  • スネアは10インチ
  • ペダル式のキック
  • シンバルはクラッシュ2枚、ライド1枚 、ハイハット1枚
  • ハイハットは開閉できないタイプ
  • 小1息子も夫も使えるサイズ感

ハイハットが開閉できればもちろん言うことないですが、はじめての1台としては十分満足しています。

付属品としては、

  • 防音マット
  • スティック(大人用)
  • ヘッドホン
  • ドラム椅子

が付いているフルセットのため、基本的には他に買い足す必要もありません。

(我が家は夫がこだわりだしてしまったので、椅子とスティックをアップグレードしましたが…)

ただ、息子も夫もどんどん上達しているので、ゆくゆくはもう少し表現力のあるモデルに買い替えるかもしれません。

まずは「続けられるかどうか」がわからない段階では、あまり高価なモデルでなくてもOKだと思います。

もっと詳しいレビューや夫が買い足したアイテムはこちらの記事にまとめています▶ELEDORA(エレドラ)の電子ドラムDWT-200レビュー|子どもにも大人にもおすすめの理由

実際に買ってわかった電子ドラムの選び方で重視するべきこと

ここからは、実際に我が家が電子ドラムを購入して「ここは気にしておけばよかった」と感じた点や、「これは買ってよかった」と思った点をご紹介します。

スネアのサイズとパッド素材はとても大事

スネアドラムのサイズが小さいと、特に初心者や子どもにとっては叩きにくく感じることがあります。

少しでも大きめサイズのスネアだと中心を叩きやすく、正しいフォームで練習しやすいです。

また、パッド素材はメッシュパッドが絶対におすすめです。

静かで打感もよく、ゴムパッドよりもリアルな叩き心地があり、長時間叩いていても疲れにくいです。

価格は少し上がりますが、長く続けることを考えると満足度が高いです。

バスドラムのペダルは意外と音が響く

我が家が選んだ電子ドラムはペダル式のバスドラムでした。

電子ドラムでも床に振動が伝わるので、マンションや夜間の練習では注意が必要です。

特に賃貸の場合は、防振マットを敷くなど対策をしておいたほうが安心です。

ちなみに、我が家の夫はこのペダルの感覚を「本物に近くて気持ちいい!」とかなり気に入っています。

アンプが必要になるケースも

ヘッドホンで練習するならアンプはいらないと思われがちですが、実際には子どもの練習を聞きたいときやピアノとセッションしたいときに、スピーカーやアンプが必要になります。

我が家では、娘がピアノを弾いて息子がドラムを叩く「なんちゃってセッション」を楽しんでいますが、その際はアンプが大活躍!

電子ドラムを選ぶときは、外部出力端子があるかどうかもチェックしておきましょう。

ハイハットとシンバルはシンプルでOK

最初は、

  • 「シンバルはたくさんあった方が楽しいのでは?」
  • 「ドラム教室の生ドラムと環境を合わせた方が子どもが混乱しないかも?」

と思って4枚タイプを選んだのですが、実際は3枚(クラッシュとライドとハイハット)でしばらくの間は十分な気がします。

子どもや初心者には、まず基本のリズムを覚えるのが大切。

また、ハイハットをペダルで開閉できるタイプもありますが、初心者のうちは開閉操作まで使いこなせないことも多く、シンプルなタイプでも問題なしと感じました。

息子がドラム教室に通い始めて数か月経ちましたが、未だにハイハットの開閉操作、レッスンに登場しません(笑)

余計な操作が少ない方が、練習に集中しやすいというメリットもあります。

電子ドラムを選ぶときのポイントまとめ

  • メッシュパッドは静かで叩きやすく、満足度が高い
  • スネアサイズは大きめがベター(特に子ども)
  • バスドラムのペダルは静音対策が必要
  • アンプやスピーカーが必要になるシーンもある
  • ハイハットやシンバルは初心者はシンプルでOK

安さだけで選ぶと「やっぱりこっちにすればよかった…」という後悔につながることも。

とはいえ、最初から完璧なセットを目指す必要はありません。

家庭の環境や目的に合わせて、「何を重視したいか」を考えながら選ぶのがおすすめです。

まとめ|電子ドラムの選び方に迷ったら

電子ドラムは、機種によってできることが大きく違います。

予算だけで決めずに、

  • 「どんな練習をしたいか」
  • 「どこまで続けそうか」

を考えて選ぶのがポイントです。

我が家のように、まずは5万円前後のエントリーモデルから始めて、必要に応じて買い替えるという方法もおすすめです。

ドラム初心者にとって、電子ドラムはとても身近で始めやすい楽器。

ですが、モデルによって機能や叩き心地が違うので、選び方を間違えると「使いにくい…」と感じてしまうことも。

我が家もいろいろ悩みましたが、実際に買ってみて「これはよかった」「ここは見落としてた」という発見がありました。

この記事が、これから電子ドラムを購入しようと考えている方のヒントになればうれしいです。

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