【ドラム初心者向け】フィルインってなに?タイミングのコツもやさしく解説

こんにちは🎵

このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、島村楽器のキッズドラムコースに通い始めた6歳の息子と、気づけば息子以上にドラムに夢中になった夫の様子を、音楽を楽しむ子育て目線で発信しています。

最近、家の電子ドラムから聞こえてくるのは「フィルイン」の練習音。

テンポよくビートを刻んでいたのに、急に「タカタカタッ!」と入る、あの部分。

音楽に詳しくなかった私には最初何が起きてるのかわからず、ただただ「かっこいいな〜」と感心していました。

でも、いざ子どもや夫が練習し始めると、

  • 「これ、いつ叩けばいいの?」
  • 「何のためにやるの?」

という疑問が出てきますよね。

今回は、そんなドラム初心者さん&親御さんのために、

  • 「フィルインってなに?」
  • 「どのタイミングで入れるの?」

という基本を、やさしくわかりやすくまとめました。

これを読めばフィルインが身近になって、ドラムの楽しさがもっと広がるはずです。

フィルインとは?ドラムを彩る「つなぎ」のフレーズ

まずは、そもそもドラムにおいて「フィルイン」とは何なのかを確認しておきましょう。

フィルインの意味と役割

フィルイン(fill-in)は、曲の中で繰り返されるリズムパターン(ビート)の区切りに入れる“ちょっとしたフレーズ”のことです。

例えば「ドン・タッ・ドン・タッ」と同じリズムを続けているところに、「タカタカタカッ」と入れて、変化やアクセントを加える。

これがフィルインの役割です。

音楽的には、場面転換のきっかけになったり、盛り上がりを演出したり、ちょっとした「間」のようなものとして使われます。

わが家では、息子がYouTubeのドラム演奏動画を見て「なんか急に音が変わった!」と興奮していたことからフィルインに気づきました。

ドラムに詳しくなくても「おっ?」と思わせてくれる、魅力的なパートなんですね。

フィルインのよくある例

初心者でもよく耳にするフィルインには、次のようなものがあります。

フィルイン例内容難易度
タム回し(タカタカ…)タム(中央の太鼓)を順番に叩く初級〜中級
スネア4打(カカカカ)スネアを4回均等に叩く初級
キックとスネアの組み合わせ足と手を交互に使う中級以上

息子も最初は「スネアを4回叩くだけ」のフィルインから始めましたが、それでもビートに変化が出て楽しそうでした。

フィルインのタイミングっていつ?「ここ!」がわかるようになるには

「フィルインのタイミングがつかめない」

というのは、ドラム初心者がよく悩むポイントです。

私の夫もYouTubeで覚えたフィルインを家で何度も試しては「うーん、なんかズレる…」と首をかしげていました。

でも安心してください。

フィルインの「入れどころ」にはちゃんとした“基本のルール”があるんです。

基本は「小節の終わり」に入れる

フィルインは、通常1小節(または2小節、4小節など)のリズムの「終わり」に入れます。

曲はたいてい4拍ずつのまとまり(4/4拍子)で構成されているので、その最後の1拍(=4拍目)や、最後の1小節(=4拍)をフィルインに使うのが基本です。

つまり、次のパートへ“橋渡し”する役割。

曲の「つなぎめ」を見つけることで、フィルインのタイミングも自然とわかってきます。

よくある失敗とその対策

初心者がフィルインのタイミングでつまずく原因には、こんなものがあります。

  1. フィルインの長さが合っていない
  2. 次のリズムに戻るタイミングがずれる
  3. フィルインに集中しすぎてテンポが乱れる

こうした失敗を防ぐためには、まずは「短くてシンプルなフィルイン」から始めるのがおすすめです。

息子も最初はスネアを「1・2・3・4」と数えながら叩いていて、それが安定してから、タムを入れるようになりました。

夫も「クリック音(メトロノーム)を聞きながら練習したら、急にフィルインがうまくなった!」と言っていました。

リズムの流れを大切にすることが、タイミングのズレをなくす一番のコツです。

フィルインができると、ドラムがもっと楽しくなる

フィルインができるようになると、ただリズムを刻んでいただけのドラムが、一気に「音楽を演奏してる!」という実感につながります。

見ていても、聞いていても、ワクワクする瞬間。

親子で一緒に「できた!」を感じられる

わが家では、息子が初めて「フィルイン→元のリズム」に戻れた日、家族みんなで拍手しました。

夫は動画を撮っていて、何度も再生してニヤニヤ。

私は詳しくないながらも「あ、今うまく戻れたね!」と自然にわかって、うれしくなりました。

たとえプロを目指していなくても、こういう“手ごたえ”を感じられるのがドラムの魅力なんだなと実感しています。

大人も子どもも一歩ずつ。焦らず楽しもう

大人の方は

  • 「リズム感がないから不安」
  • 「タイミングがずれて恥ずかしい」

と感じるかもしれません。

でも、夫もはじめはズレズレだったので大丈夫。

YouTubeで初心者向けの動画を見ながらひとつずつクリアしていけば、必ずできるようになります。

子どもと一緒に練習するのも、すごくおすすめです。

親子で一緒に「うまくいったね!」と喜べる時間は、思っていた以上に豊かで楽しいですよ。

まとめ:フィルインは、ドラムの楽しさが広がるきっかけ

今回は、ドラムの「フィルイン」とそのタイミングについてお話ししました。

最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ慣れていけばきっと「音楽って楽しい!」という気持ちが広がっていきます。

タイミングをつかむコツは、焦らず、シンプルなフィルからはじめること。

そして何より、「楽しい!」という気持ちを大切にしてくださいね。

お子さんと一緒に練習している方も自分の趣味で始めたい方も、ドラムの世界を楽しんでいきましょう。

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