こんにちは🎵
「ドラムはじめました♬」のブログでは、ドラム未経験の母が、小学1年生の息子とドラム初心者の夫との日常を通じて、音楽の楽しさを親目線で発信しています。
今回は、親として見逃せない「子どもの耳への影響」について取り上げます。
- 「ドラムって音が大きいけど、子どもの耳に悪くないの?」
- 「難聴になったりしない?」
そんな不安を抱えて検索してきた方に向けて、医療的な情報をもとに、親としてできることをわかりやすく解説します。
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目次
子どもの耳に大きな音が与える影響

子どもの耳は大人よりも敏感
子どもの聴覚は、大人よりもずっと繊細です。
耳の構造自体はほぼ完成しているものの、聴覚神経の発達はまだ途中。
そのため、大きな音に長時間さらされると、大人よりも耳へのダメージが蓄積しやすいといわれています。
特にドラムのように打楽器の音は瞬間的に大きく、耳に刺激が強いという特徴があります。
ドラムで騒音性難聴のリスクはあるの?
厚生労働省や耳鼻科の専門医の見解によると、騒音性難聴は「85dB以上の音に長時間さらされること」が主な原因です。
ドラムの音はアコースティックの場合、100dBを超えることもあります。
しかし電子ドラムで適切に音量を管理すれば、家庭練習レベルで騒音性難聴になるリスクはかなり低いとされています。
ただし、適切な対策をせずに大音量での練習を続けると、子どもの耳に負担がかかるのは事実です。
ドラムによる耳への影響を防ぐために親ができること

1. 音量設定を見直す
電子ドラムを使用している場合、まず見直したいのがアンプやヘッドホンの音量です。
子どもが「大きすぎる」と感じていなくても、耳には負担がかかっていることがあります。
目安としては、会話ができる程度の音量(60〜70dB程度)に抑えるのが理想です。
2. ヘッドホンの選び方に注意
ドラム練習用にヘッドホンを使う場合は、
- 音量制限機能付きのモデル
- 耳全体を覆うタイプ(密閉型)
を選ぶのがおすすめです。
子ども用のヘッドホンも増えてきているので、年齢に合わせたものを選びましょう。
ヘッドホンの種類 | 特徴 |
---|---|
密閉型ヘッドホン | 外部音を遮断し、音漏れも少ない |
開放型ヘッドホン | 音がこもりにくいが、外への音漏れあり |
音量制限付きモデル | 一定以上の音が出ない設計 |
3. 練習時間を管理する
長時間の練習は耳だけでなく、集中力の面でも逆効果になることがあります。
特に子どもは夢中になってしまうことが多いため、タイマーを使って時間を区切るのもおすすめです。
1回あたり30分以内、1日2〜3回までが目安とされることが多いです。
4. 定期的に耳のチェックを
普段の生活で
- 「聞き返すことが増えた」
- 「テレビの音を大きくしたがる」
などの変化があれば、耳鼻科でチェックしてもらうと安心です。
また、半年〜1年に一度程度、健康診断のような感覚で耳の状態を診てもらうのもおすすめです。
我が家で実践している子どもの耳の守り方

集合住宅の我が家では、ドラムを始めたタイミングで電子ドラムを購入し、最初から耳に優しい・周囲に優しい環境を整えることを意識してきました。
日中はアンプを通して音を出し、音量は控えめに設定。
夜間での練習時は、必ずヘッドホンを使っています。
ヘッドホンも音量制限機能があるタイプを選びました。
また、30分練習したら休憩するように、タイマーをセットすることも習慣にしています。
息子はまだ6歳で自分の体調変化には気づきにくいため、耳に関する話題も日常的にするようにしています。
- 「音が大きすぎたら教えてね」
- 「耳が変だなと思ったらすぐ言ってね」
と声をかけておくと、子ども自身も意識してくれるようになりました。
ドラムは耳に悪い?リスクを抑えて不安を取り除く!
「ドラム=耳に悪い」
というイメージは、意外と根強いです。
特にアコースティックドラムの爆音がメディアで取り上げられることも多く、不安を感じるのも無理はありません。
でも、電子ドラムを使い、音量や練習時間に気をつけるだけで、耳へのリスクはかなり抑えることができます。
大切なのは、「どうすれば安全に楽しめるか」を知り、工夫すること。
子どもが音楽を楽しく続けていくためにも、親としてできる配慮をしていきたいですね。
関連記事▶子どもにドラムは難聴のリスクがある?親として知っておきたいことと対策まとめ
まとめ:親のちょっとした工夫で、子どもの耳の健康も音楽も守れる

ドラムは決して危険な楽器ではありません。
むしろ、正しく使えば、リズム感や集中力、自己表現力など多くの力を育ててくれる楽器です。
関連記事▶【ドラム×習い事】子どもにドラム教室ってどう?未経験ママが感じた7つのメリット
音の大きさや耳への影響が気になるときこそ、「対策できることは何か?」を考えることが大切です。
練習環境の見直し、道具選び、時間管理、そして子どもとの会話。
どれも特別なものではありませんが、親としてのちょっとした心配りが、安心して音楽を楽しむ環境につながります。
子どもの耳の健康も、音楽の楽しさも、どちらも大切にしていきましょう。
関連記事▶ドラムを習わせるときに親が気になる「音の大きさ」問題|家庭でできる防音・騒音対策まとめ
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