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このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、島村楽器キッズドラムコースに通い始めた6歳の息子と、息子以上にドラムに夢中な夫の様子を、音楽の楽しさを子育て目線でお届けしています。

「ドラムを習わせてみたいけど、うちの子に向いてるのかな？」

そんなふうに迷う方、多いのではないでしょうか。

今回は、実際に息子がドラムを習い始めた我が家の体験談をまじえながら、ドラムに向いている子どもの特徴についてお話ししていきます。

ピアノを半年でやめたうちの息子が、ドラムにハマった理由とは？

「うちの子は音楽に向いていないのかも…」と思っていた我が家だからこそお伝えできることがあると思っています。

「もしかして、うちの子も？」と感じてもらえたら嬉しいです。

ドラムに向いている子どもの特徴とは？

「音楽の習い事」と聞くと、まず思い浮かぶのはピアノやバイオリン。

でも実は、ドラムこそ子どもの個性が活きる楽器だと感じています。

ここでは、実際にドラムを習い始めて見えてきた「向いている子の特徴」をご紹介します。

音を出すのが好きな子

ドラムは、叩けば必ず音が出ます。

楽譜が読めなくても、指が動かなくても、とにかく「音が出る」という成功体験が積み重なるのがドラムの魅力です。

我が家の息子も、ピアノのときは「正しく弾けない」「音が出ない」と感じて、どんどん自信をなくしてしまいました。

関連記事▶ドラムとピアノ、どっちが難しい？子どもにも大人にもおすすめな音楽の始め方

でもドラムは、自分の手でドンドン音を出せるのが楽しいようで、最初からニコニコしながら叩いていました。

「静かな作業より、体を動かしたい！」というタイプのお子さんにピッタリです。

リズム感がある、またはリズムが好きな子

ドラムは、バンドやアンサンブルの“土台”となるリズムを作る楽器です。

とはいえ、最初からリズム感がバッチリな必要はありません。

「手拍子が好き」「太鼓の達人が好き」「リズムにノるのが楽しい」

…そんな子には、ドラムはとても向いています。

うちの息子も「太鼓の達人」が大好きで、それがきっかけでドラムに興味を持ちました。

関連記事▶【子どものドラム教室】我が家の息子が6歳から習い始めたきっかけとリアル体験談

実際に教室に通い始めてからも、その延長のような感覚で楽しめています。

「音程よりもリズムが好き」なお子さんには、ぜひ試してみてほしい習い事です。

細かい練習より体で覚える方が得意な子

ピアノは「指の形」「音符を読む」「左右のバランス」など、繊細な要素がたくさんあります。

一方、ドラムは手足を大きく動かしながら体で覚える感覚が強い楽器。

頭で考えるより、まずやってみるタイプの子や、教科書より運動が得意な子にはドラムのほうがスッと入っていきやすいと感じます。

「覚えるのが苦手だけど、体を使うのは得意」

そんな子にも、ドラムは相性がいいんです。

【体験談】ピアノをやめた息子がドラムに夢中になった理由

実はうちの息子、5歳のときにピアノを習い始めたものの、半年ほどでやめてしまいました。

詳しくはこちら（娘のピアノブログに遷移します）▶男の子のピアノの習い事は親のエゴ？辞めたい主な理由と辞める判断基準＆実際に辞めた体験談

先生はとても優しく丁寧に教えてくださっていましたが、自宅練習が続かず、楽しくなくなってしまったのが理由です。

息子にとっては、「静かに座って鍵盤を見つめる」という作業が性に合わなかったようです。

やらされている感覚が強くなり、「ピアノ＝つまらないもの」になってしまいました。

一方、3歳で一緒に習い始めた娘は、いまだに楽しくピアノを続けています。

集中して細かい音を聴くのが得意で、教本の世界観に入り込んで楽しめるタイプ。

子どもによって、本当に向き不向きがあるんだなと実感しました。

そんな息子が太鼓の達人をきっかけにドラムに出会い、いまでは毎週のレッスンを心待ちにしています。

「ドラムって楽しい！」

と自分から言う姿を見ると、「習い事って、子どもに合っているかどうかが一番大事なんだな」としみじみ感じます。

ドラムの習い事が合わないタイプの子もいる？

もちろん、ドラムが合わない子もいます。

たとえば…

• 大きな音が苦手
• 落ち着いた作業が好き
• 細かい練習をコツコツ続けるのが得意
• 音よりもメロディーやハーモニーを楽しみたい

こうした子は、ピアノやバイオリン、歌などのほうがハマるかもしれません。

ただし、「ドラムが合わない子」＝「音楽が向いていない」ではないということは強くお伝えしたいです。

音楽にもいろいろな形があるからこそ、いろんな楽器に触れてみることが、子どもの可能性を広げてくれると思います。

親が気になる“音の大きさ”はどうなの？

ドラムを習わせようか悩む中で、気になるのが「音の大きさ」。

確かにアコースティックドラム（電子ドラムではない生ドラム）は大きな音が出ますが、教室での練習は基本的に防音されていますし、家での練習には電子ドラムを使うことが多いです。

我が家も、最初は電子ドラムを購入して、音量を調整しながら練習しています。

ヘッドホンを使えば、家の外に音が響くことはほとんどありません。

お子さんが本格的にやりたいと思ってから、必要に応じて楽器を選ぶのでも遅くはありません。

我が家が購入した電子ドラムのレビュー記事はこちら▶ELEDORA（エレドラ）の電子ドラムDWT-200レビュー｜子どもにも大人にもおすすめの理由

ドラムを習い始める前にできることは？

「子どもに向いてるかどうかまだ分からない…」

そんなときは、いきなり教室に通うのではなく、まずはこんな体験から始めてみるのもおすすめです。

• 音楽教室の無料体験レッスンを受ける
• 家で太鼓の達人を一緒に楽しむ
• 電子ドラムの試奏をしてみる
• リズム遊びや手拍子遊びを取り入れてみる

実際に体を動かしてみることで、子ども自身が「やってみたい！」と思えるかどうかがわかります。

興味があるかどうか、楽しめるかどうかが、習い事を続けるいちばんのポイントです。

小１息子が参加した体験レッスンレポートはこちら▶【体験レポ】島村楽器のキッズドラム体験レッスンに参加してきました！料金・流れ・注意点まとめ

まとめ｜「合う習い事」は子どもの笑顔でわかる

ドラムに向いている子の特徴をまとめると…

• 音を出すのが好き
• リズムにのるのが楽しい
• 体を動かすのが好き
• 細かい練習より感覚で覚えるタイプ

音楽にも楽器にも、合う合わないがあります。

「音楽に向いていない」と思ったお子さんでも、ドラムならハマるかもしれません。

我が家の息子のように「ピアノは向いてなかったけどドラムには夢中」というケースもたくさんあります。

子どもの笑顔をヒントに、「この子に合う習い事ってなんだろう？」と探していけるといいですね。

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