こんにちは🎵
このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、島村楽器のキッズドラムコースに通い始めた6歳息子と、その息子よりもドラムに夢中な夫の様子を通して、音楽の楽しさを子育て目線でお届けしています。
今回は、「ドラムを置く場所」についてのお話です。
電子ドラムやアコースティックドラムを買おう!
となった時に、意外と悩むのが「家のどこに置く?」という問題。
防音性・家族との距離感・練習のしやすさ……考えることはいろいろありますよね。
わが家も購入前にかなり悩みました。
この記事では、我が家の実体験も交えつつ、ドラムを置く場所について、なるべく後悔のない選択ができるように情報をまとめました。
ドラムや電子ドラムの購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
まずは基本!ドラム設置に必要なスペースってどれくらい?

ドラム(電子ドラム)のサイズは機種によって多少異なりますが、一般的な目安としては横幅120cm × 奥行80〜100cmほどと考えておくと安心です。
とくに初心者向けモデルやキッズ用のコンパクトな機種でも、スティックを振る腕の動きや椅子に座って演奏するスペースまで含めて考える必要があります。
そのため、実際に設置する際は、本体サイズ+周囲に最低でも前後左右30cmほどの余白を見ておくのがおすすめです。
また、演奏中はスティックを大きく振り上げる動作があるため、天井の高さや照明との距離もチェックしておきましょう。
普通の天井高さ(だいたい2.4mくらい)なら、スティックが天井に当たるのはかなり稀。
なので多くの家は問題ないですし、基本的には気にしなくて大丈夫です🎵
しかし、古い戸建てやマンションの2階は、構造上、天井が低いことが。
さらにシーリングライトや吊り下げ型の照明が近いと、手がぶつかってしまうことも。
また、部屋の広さに余裕があれば、ドラムセットの周囲に人が1人立って動けるくらいのスペースを確保しておくと、親がサポートしたり、兄弟が見守ったりするのにも便利です。
ドラムは1階と2階、どちらに置くのが正解?

ドラムを1階に置くメリット・デメリット
1階に置くメリット
- 階下への振動を気にしなくて済む
- 土台がしっかりしていて安定感がある
- 家族全員が集まりやすい場所に置きやすい
1階に置くデメリット
- リビングなど、他の家族と共有する空間になりやすい
- 来客時に目立つ場所に設置されることもある
ドラムを2階に置くメリット・デメリット
2階に置くメリット
- 子ども部屋や空き部屋を使えば、専用スペースにできる
- 音が家の外に漏れにくくなる場合もある(周囲環境による)
2階に置くデメリット
- 下の階への振動が響きやすい
- 足音やドラム演奏が思った以上に1階に伝わる
電子ドラムとはいえ、ペダルを踏むときの振動は階下に響きます。
そのため、可能であれば1階に設置+防振マットを併用するのがベストです。
【子ども用のドラム】子ども部屋 vs リビング、どっちに置くべき?

ドラムを子ども部屋に置くメリット・デメリット
子ども部屋に置くメリット
- 自分だけの空間で集中できる
- 部屋のインテリアを自由に使える
子ども部屋に置くデメリット
- 練習時間が限られる(家族がいない時間は音を出せないことも)
- 親の目が届かないので、練習習慣がつきにくいことも
ドラムをリビングに置くメリット・デメリット
リビングに置くメリット
- 家族の目が届くから安心
- 声かけしながら一緒に練習できる
- 練習を習慣化しやすい
リビングに置くデメリット
- スペースが限られていて配置が難しい
- 家族の生活音やテレビなどとバッティングすることも
わが家はリビングの一角に設置。
家族みんなの気配を感じながら練習できるので、6歳の息子もリラックスして取り組めています。
夫もついでに横で叩いてたりして(笑)、自然に家族の中にドラムがある生活になっています。
壁に向かって座る?壁を背にする?向きによって変わる使い心地

ドラムを置く時に意外と悩むのが「どっちを向いて座るか?」問題。
壁に向かって演奏するのか、壁を背にして演奏するのか。
実は、一般的には“壁を背にして演奏する”のがスタンダードです。
その理由は大きく3つあります。
壁を背にするメリット
音の抜けが良くなる
壁に向かって演奏すると、音が跳ね返って耳に入りやすく、自分の音が大きく感じられて疲れやすくなります。
壁を背にすることで音が部屋全体に自然に広がり、快適に演奏できます。
ライブやスタジオと同じ感覚で練習できる
プロのスタジオやライブ現場では、ドラムはお客さんやバンドメンバーに向かって演奏します。
背後に壁がある配置が自然です。
自宅でもその向きにしておくと、本番に近い環境で練習できるメリットがあります。
コミュニケーションが取りやすい
特に子どもが演奏する場合、壁を背にしていれば周囲の人の顔が見えるため安心感があります。
家族や先生との声かけやアイコンタクトもしやすくなります。
壁を背にするときの注意点:スペースの確保
ただし、壁を背にして椅子を置く場合、椅子までの動線が狭くなりがちです。
電子ドラムは前面にパーツが広がっているため、後ろから回り込んで座るスペースを確保しておくことが大切です。
【スペース確保のコツ】
- 椅子をドラムセットのすぐ後ろギリギリに置かず、30〜50cmほど余裕を持たせる
- 壁との間に人が通れるくらいのスペースを作っておく
- どうしてもスペースが足りない場合は、やや斜めに配置して座りやすくするのもおすすめ
電子ドラムを部屋の四隅に置くとどうなる?実際の使い心地をチェック!

わが家では、電子ドラムを部屋の四隅に置いて演奏しています。
正方形の防音マットを部屋の角に合わせて設置し、ドラムセットも角の方を向いているスタイルです。
この配置の一番のメリットは、限られたスペースを有効に使えること。
部屋の中央を広く使えるので、他の家具や動線を邪魔しにくいのが助かっています。
しかし、実際に体感している最大のデメリットは「圧迫感」です。
ドラムセットが角に密着するため、周囲にゆとりがなく、演奏中に少し窮屈に感じることがあります。
壁に囲まれることで、座っている本人も閉塞感を感じやすくなります。
また、角を向く配置は音の反響や響き方が部屋の形によって変わるため、音響面でも好みが分かれるところです。
メリット
- スペースを効率的に使いやすい
部屋の角は普段あまり使わない空間なので、そこに設置すると部屋の真ん中が広く使えます。 - 壁に囲まれるので音の反響が抑えられることもある
壁が二面あるので、反響が分散して音のこもり方が変わる場合があります。 - 防音マットが角にぴったり合うのでズレにくい
マットを角に合わせて敷けるため、設置が安定します。
デメリット
- 座るスペースの確保が難しいことが多い
壁が二面に囲まれているので、椅子を引くスペースが狭くなりやすいです。座ったり立ったりするのが少し窮屈になるかも。 - 圧迫感がある場合がある
壁に囲まれることで閉塞感を感じやすい人もいます。特に初心者や子どもはリラックスしづらいことも。 - 音の跳ね返り方が独特
角の壁に向かって叩くので、音が集中して反射しやすく、耳に強く響く場合があります。吸音材で調整すると快適になります。
ドラムを置くなら防音・防振マットは必須アイテム!
電子ドラムといえど、ペダルや椅子の動きで床に振動が伝わります。
とくにマンションや2階の部屋に設置する場合は、防音よりも“防振”が重要です。
【おすすめの対策】
- 厚手のジョイントマットを敷く
- ドラム専用の防振マットを使う
- 下にラグを敷いて、音の響きを抑える
- ペダルの下にゴム製パッドや振動吸収材を入れる
このどれかを行うだけでも、体感としてはかなり違います。
簡単でコスパも良く、振動対策としては十分だと感じています。
家族みんなが心地よく過ごせる配置を目指そう
ドラムをどこに置くかは、家族の生活スタイルや住環境によって正解が変わります。
ポイントは、「演奏する人がストレスなく叩けて、周りの人も快適に過ごせる配置」になっているかどうか。
ちょっとした工夫や調整で、ドラムはぐっと身近で楽しい存在になりますよ。
我が家が購入した電子ドラムのレビュー記事はこちら▶ELEDORA(エレドラ)の電子ドラムDWT-200レビュー|子どもにも大人にもおすすめの理由
まとめ:ドラムの置き場所、おすすめは?

ドラムを置く場所選びのコツをまとめると:
- 1階リビングの隅がベスト(振動&家族の目が届く)
- 壁を背にして配置すると、音の跳ね返りが少なく快適
- 防音よりも防振を意識して対策を
- 防音マットやラグ、吸音材などを活用してストレスフリーに
わが家も手探りでしたが、今ではドラムが生活の一部になっています。
ドラムの置き場所に悩んでいる方の参考になればうれしいです!
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