【脱力のコツ】ドラムは「手首のスナップ」が命!初心者向けやさしい解説と練習法5選

こんにちは、「ドラムはじめました♬」ブログを運営している母です。

小1の息子はキッズドラムレッスンに通っており、ドラムに興味を持った夫もドラムを熱心に練習しています。

「ドラムを叩くとすぐ疲れてしまう…」
「スティックが跳ねない、リズムが安定しない…」

そんな悩みの原因、実は“手首のスナップ”が使えていないことかもしれません。

今回は、ドラム初心者の方やお子さんをサポートする保護者の方に向けて、

  • 「手首のスナップってなに?」
  • 「どうやって練習するの?」

をやさしく解説します🎶

🎯 なぜドラムには「手首のスナップ」が大事なの?

ドラム演奏において、手首のスナップを効かせることはとても重要です。

というのも、スナップが使えないと…

  • 腕に力が入りすぎてすぐに疲れる
  • スティックが跳ねず、音が硬くなる
  • テンポが速くなるとついていけなくなる
  • 長時間の練習や本番で手首や肩を痛めるリスクが上がる

逆に、手首のスナップが自然に使えるようになると、

  • 脱力した演奏ができる
  • スティックのリバウンドが活かせる
  • 速いテンポでも軽やかに叩ける
  • フィルインやダブルストロークもスムーズになる

いいことづくめなんです!

関連記事▶【ドラム初心者向け】フィルインってなに?タイミングのコツもやさしく解説

✋「手首のスナップを効かせる」ってどんな動き?

ドラム初心者にとって、「スナップを効かせる」ってちょっと難しく感じますよね。

でも、実は日常の動きにヒントがあります。

  • うちわで風をあおぐときの手首の動き
  • 水が入ったスプーンをピッと振って水を切る動き
  • ハンマーを振るときのしなり など

これらはすべて、手首のスナップを活かした動作なんです。

ドラムでも同じ。

スティックを力で振り下ろすのではなく、手首を“しならせて落とす”ような感覚がポイントです。

🚫 初心者がやりがちなNGフォームと原因

手首のスナップがうまく使えない原因は、フォームにあることが多いです。

特によくあるのが以下のパターン:

  • 腕全体を動かしてしまう(→疲れやすくなる)
  • 手首をガチガチに固めてしまう(→音が硬くなる)
  • 指や肘に力が入りすぎる(→スティックが跳ねない)

これらは「正しい動きがわからない」だけでなく、“力を入れなきゃ叩けない”という思い込みから来ていることも。

まずは、「力を抜くこと」が大前提と覚えておきましょう!

🥁 手首のスナップを身につける練習法5選

では、具体的にどうやって手首のスナップを練習すればよいのでしょうか?

① ストローク練習(4種類を意識)

  • フルストローク(叩いたあとスティックを元の高さまで戻す)
  • ハーフストローク(中くらいの高さから打って同じ高さまで戻す)
  • ダウンストローク(叩いたあとスティックを低い位置で止める)
  • アップストローク(低い位置から打ってスティックを高く上げる)

→この4つの動きを丁寧に練習すると、自然とスナップの感覚が身につきます。

② 片手スナップ反復練習

片手だけでスナップを意識してポン・ポン・ポンと叩く練習。

最初はスローテンポで、リバウンドの跳ね返りも観察してみましょう。

③ メトロノームでリズム練習

スナップに集中しつつ、テンポ60〜80くらいでメトロノーム練習。

焦らず、きれいなフォームで叩くことが最優先です。

④ タオル練習(リバウンドなし環境)

タオルや布の上でスティックを叩くと、跳ね返りがないため手首だけでコントロールする必要があります。

これがスナップの基礎トレにぴったり!

⑤ 鏡を見てフォームチェック

姿勢や動きのチェックに◎

肩や肘が無駄に動いていないか、手首が“しなっているか”を目で確認してみましょう。

🌈 ドラムでスナップが使えるようになると、こんな変化が!

我が家の小1息子の場合、もともと先生から「手首の柔らかさ」をよく褒められていたのですが、スナップを意識した練習を取り入れてから…

  • 疲れにくくなった
  • 音が柔らかくなった
  • 曲に合わせてテンポアップしやすくなった

特にテンポ150以上の「千本桜」でも、エイトビートが力まず叩けるようになったのは、大きな進歩でした✨

なぜうちの息子って手首柔らかいの?考えてみた

先生にもよく「手首がやわらかくていいですね」と言われる息子。

でも特に体が柔らかいタイプでもないし、親の私も夫も特別な運動歴があるわけでもなく…。

正直、「なんで?」って思います(笑)

思い返してみて、いくつか思い当たることがありました。

▶︎ お絵かきや折り紙が大好き

幼稚園の頃から、絵を描いたり細かい工作が大好きだった息子。

こういう細かい手の動きが、自然と手首の柔らかさやコントロール力につながったのかもしれません。

▶︎ ゲームの影響もあるかも?

Switchの「太鼓の達人」や「リズム天国」が好きで、細かい操作をスナップ気味にしていることも。

ゲームの副産物で手首が鍛えられた…なんてこともあるかも?

▶︎ 力を入れない性格?

性格的に「がんばるぞー!」と気合を入れて動くタイプではなく、どちらかというと脱力系男子

これが逆にドラム向きだったのかもしれません(笑)

こんなふうに、いくつかの要因が重なって“手首のしなやかさ”につながっているのかも?

あくまで我が家の考察ですが、もしお子さんが手首の動きがぎこちないな〜と感じる方がいれば、普段の遊びや生活の中で「手を使う時間」を少し増やしてみるのも一つのヒントになるかもしれません✨

💡 よくある質問Q&A

Q. 指の力はどのくらい使いますか?

→基本は“脱力”。スティックを握りすぎないこと。軽く支える程度でOKです。

Q. 子どもでもスナップは覚えられますか?

→はい!特に手首が柔らかい子どもは感覚をつかむのが早いです。

関連記事▶ドラムスティックの子ども用と大人用の違いとは?おすすめ子ども用スティックも紹介

Q. スナップとモーラー奏法は違うの?

→スナップは“手首”中心の動き。モーラーは“腕全体のしなり”も使うテクニックです。
スナップを身につけた上で、モーラーに発展すると◎

✅ まとめ:手首のスナップは一生モノのテクニック!

ドラムにおいて「手首のスナップ」は、ただの基礎ではなく、演奏を支える土台であり、音の表情を生む鍵でもあります。

うまく使えるようになれば、ドラムがもっと楽に、もっと楽しくなるはず🎶

焦らず、脱力を意識して。

ぜひ、今日から少しずつ練習に取り入れてみてください!

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