こんにちは🎵
このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、島村楽器のキッズドラムコースに通い始めた6歳の息子と、息子以上にドラムに夢中な夫について、音楽の楽しさを子育て目線でお届けしています。
今回は、ドラムを習っているお子さんが「なかなか上達しないかも…」と感じたとき、親としてどんなふうに見守ったり声をかけたりすればいいのか、我が家の体験や調べたことをもとにまとめてみました。
ピアノやバイオリンのように「音を出せばそれなりに曲になる」楽器とは少し違い、ドラムは“リズムが整ってこそ”楽しさが出てくる楽器です。
だからこそ、最初の数ヶ月は「何が上手で何がダメか」がわかりにくく、保護者も子ども自身もモヤモヤしてしまいがちです。
でも、大丈夫です。
ドラムは、初めはできないのが普通。
そして、ちょっとした声かけや環境づくりで、びっくりするほど伸びる瞬間があるんです。
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目次
子どもがドラムを「上達しない」と感じるのはどんなとき?

最初は叩いているだけに見える
ドラムのレッスンを始めてすぐの頃、
- 「ちゃんとできているのかな?」
- 「ただ叩いてるだけじゃない?」
と思ってしまうこと、ありませんか?
これは、ドラムという楽器の特性によるものです。
鍵盤のように音階がはっきりしていないため、成長が目に見えにくいんです。
先生からは「できてきていますよ」と言われても、親から見ると「本当に…?」と感じることも。
でも、見た目以上に耳と体と脳がフル回転しているのがドラムです。
見守るこちらも「音の変化」より「リズムの安定」や「手足の動きのバランス」に目を向けるようにすると、成長が感じられるようになります。
家での練習がうまくいかない
教室では先生の真似をしながらしっかり叩けているのに、自宅でドラムに向かうと
「えっ?できてないよね…?」
と感じることもあります。
これは、レッスンと自宅の「環境差」が大きな原因です。
- 椅子の高さや位置
- ペダルの踏み心地
- 先生のかけ声がない
こういった小さな違いが、子どもにとっては大きな違和感につながってしまうんですね。
最初は無理に「完璧に練習しよう」と思わずに、「ドラムに触れる時間」を大切にすることがコツです。
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「子どものドラムが上達しない…」と感じたときに親ができること

できたこと探しをする
親はつい、「今日はちゃんと練習したの?」「ミスばっかりだったね」など、できなかった部分に目がいきがちです。
でも、親がそう思っている時って子ども自身も「上手くいかなかった」と感じていることが多いんです。
そんなときこそ、
- 「今日は前より長く集中してたね!」
- 「キックの音が力強くなったね」
と、できたことに目を向けてあげましょう。
子どもは「見てもらえてる」という安心感が、次へのモチベーションになります。
練習にルールを作らない
「毎日15分練習しようね」などのルールを決めてしまうと、うまくいかなかったときに親子ともにストレスになってしまいます。
それよりも、
- 「ごはんの前にちょっとだけ叩いてみようか」
- 「今日も1曲だけやってみよう」
と“楽器を生活の中に置く”スタイルが、継続しやすくなります。
音楽は“習慣”も大事だけど“気持ち”が大事。
無理のない中で楽しく続けていける環境が、一番の上達の近道です。
ドラム以外の表現でリズム感を育てる
ドラムは、手足のリズムが合ってきたときに一気に上達が進みます。
でもそれが難しいときは、あえてドラムから少し離れて「リズム遊び」を取り入れてみるのも効果的です。
たとえば、
- 太鼓の達人で遊ぶ
- お気に入りの曲で体を動かす
- 歩くリズムで手拍子を打つ
など、日常の中でリズムを意識するだけで、自然とドラムの基礎が身についていきます。
「上達の壁」はみんなある。気にしすぎないで大丈夫

子どもは“比較”されるとやる気を失う
他の子と比べて「うちの子、全然できてないかも…」と思ってしまう気持ち、とてもよくわかります。
でもドラムに限らず楽器は「自分との戦い」。
成長のスピードも個性もバラバラです。
「自分なりに楽しめているか」に目を向けてあげると、自然と上達につながっていきます。
続けるだけで必ず変わってくる
毎週レッスンに通い、時々おうちでドラムに触れているだけでも、それはすごいことです。
大人でもやる気がない日、疲れている日はありますよね。
子どもも同じです。
でも続けているだけで耳が育ち、リズム感が育ち、手足がだんだん思うように動くようになっていきます。
ある日突然「あれ、すごくできるようになってる!」という瞬間が来ます。
それを信じて、ゆるくあたたかく見守っていきましょう。
我が家の体験から:夫がハマりすぎて息子が冷静になることも…?

実は我が家では、息子よりも父親のほうがドラムに熱中しているという珍しい(?)現象が起きています。
YouTubeでプロドラマーの動画を研究し、夜な夜な電子ドラムを叩く夫。
そんな姿を見て息子は「パパ、練習しすぎじゃない?」と冷静につっこむほど。
関連記事▶【子どもが習い事として始めたドラム教室】通っているのは息子なのに…ハマったのはパパでした
でもそのおかげで、夫が「今日この練習だけやってみない?」と誘ったり、一緒にゲーム感覚で練習したりして、親子のいい時間にもなっています。
ドラムは家族のコミュニケーションの道具にもなるんですね。
まとめ:子どもの「上達しない」は成長途中の合図です

ドラムは、上達が目に見えにくい時期がどうしてもあります。
でも、それは「できていない」のではなく「まだ整理中」なだけ。
親ができることは、「続けることへの安心感」を届けることです。
子どもは楽しさの中でどんどん育っていきます。
焦らず、比べず、見守っていきましょう。
そして、いつか自然に音楽がその子の一部になってくれたら、それが一番うれしいことですよね。
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