子どものドラムは独学で上達できる?独学の限界と教室に通うメリット・デメリットを徹底解説

こんにちは🎵

このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、小学1年生の息子とドラムに挑戦する日々を記録しています。

息子は島村楽器のキッズドラムコースに通い始め、父親はすっかりドラムに夢中。

家族で音楽を楽しむ様子を、保護者目線でゆるっとお届けしています。

「子どもがドラムに興味を持ったけど、独学でもできるのかな?」

と考える保護者の方は多いと思います。

ドラムはピアノやギターのように楽譜や教材が充実していない印象があり、どうやって学ばせたら良いか迷いますよね。

この記事では、子どものドラム独学の可能性や限界、教室に通った場合との違いについて、体験談を交えながら分かりやすく解説します。

子どもがドラムを独学で学ぶことは可能?

結論から言うと、子どもがドラムを独学で学ぶことはある程度可能ですが、限界もあるのが現実です。

YouTubeや教則本を見ながらスティックを動かすことはできますし、好きな曲に合わせて叩くだけでも十分楽しめます。

最初は遊び感覚で始められるので、音楽に親しむ入口としては悪くありません。

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しかし、正しいスティックの持ち方やフォーム、リズム感の基礎を身につけるには、独学だけでは難しい部分があります。

特に子どもの場合は、自己流が定着してしまうと後から直すのが大変です。

【子どものドラム】独学のメリット

1. 費用がかからない

レッスン料が必要ないため、家庭の負担を抑えられます。

スティックや練習パッドがあればすぐ始められるのも魅力です。

関連記事▶電子ドラムと練習パッドどっちを買うべき?メリット・デメリットを徹底比較【初心者必見】

2. 好きなタイミングで練習できる

自宅でYouTubeを見ながら自由に取り組めるので、気軽さは独学の大きなメリットです。

3. 好きな曲に合わせて楽しめる

練習曲に縛られず、子どもが好きなアニメソングや流行りの曲で遊びながら練習できます。

関連記事▶【子どものドラム練習曲はどう選ぶ?】初心者でも楽しく叩ける曲の選び方とおすすめ曲リスト

【子どものドラム】独学のデメリット・独学の限界

1. 正しいフォームが身につきにくい

スティックの握り方や姿勢が自己流になると、手首や腕に余計な力が入り、思うように叩けなくなります。

2. リズム感の基礎が不足しやすい

ドラムはリズムを支える楽器。

独学ではメトロノームを使った練習や拍の取り方を軽視しがちで、安定した演奏に結びつきにくいです。

3. 継続が難しい

最初は楽しくても、上達が感じられないと子どもが飽きてしまう可能性があります。

【子どものドラム】教室に通うメリット

我が家では小学1年生の息子を島村楽器のキッズドラムコース(初級・個人レッスン)に通わせています。

ここで感じたメリットをまとめます。

1. 基礎を丁寧に教えてもらえる

最初にスティックの握り方や座り方をしっかり教えてもらえたので、無理のないフォームで叩けています。

2. 子どもが飽きずに続けられる

先生が流行りの曲を教材に取り入れてくれるので、息子は「この曲叩きたい!」とやる気が続いています。

3. 別の環境で学べる

家ではピアノ練習が長続きしなかった息子ですが、教室という環境の変化が気分転換になり、楽しく通えています。

関連記事▶ピアノ教室を半年で辞めた子ども、なぜドラムは楽しく通える?子どもの習い事が続かない時のヒント

4. 憧れの存在に出会える

先生は普段ジャズのライブ活動もしている方。

息子は先生のチラシを見て「かっこいい!」と刺激を受け、モチベーションアップにつながっています。

【子どものドラム】教室に通うデメリット

1. レッスン費用が高い

島村楽器の場合、個人レッスンは月謝12,100円+運営管理費1,650円、グループレッスンは9,350円+運営管理費1,650円です。

他の楽器に比べるとやや高めに感じるご家庭もあるかもしれません。

関連記事▶ドラム教室の習い事費用は高い?実際に通ってわかった月謝・初期費用・他の習い事との違いを解説!

2. 通う手間がある

送り迎えが必要になり、保護者のスケジュール調整が必要です。

3. 練習時間の確保が課題

週に一度のレッスンだけでは上達しにくいため、自宅での練習環境づくりも大切です。

【子どものドラム】独学と教室の違いを比較

項目独学教室
費用教材や機材費のみ月謝+機材費
正しいフォーム身につきにくいプロから直接学べる
モチベーション継続しにくい先生や仲間から刺激を受けやすい
練習の自由度好きな曲で自由にカリキュラムに沿う部分あり
保護者の負担少ない送り迎えが必要

初心者の子ども向け|家庭でできる独学練習メニュー

子どもが独学で練習する場合、次のような簡単なメニューから始めると取り組みやすいです。

毎日5分〜10分でも続けることが大切です。

スティックコントロール

練習パッドやクッションを叩いて、右手8回→左手8回、交互に叩く練習。

跳ね返りを感じることで自然と力が抜けます。

メトロノーム練習

60BPMから始め、4分音符で叩く → 8分音符 → 16分音符へと段階的に挑戦。

テンポを変えてみるのも効果的です。

好きな曲に合わせて叩く

アニメソングやJ-POPに合わせてスネアとバスドラムを入れるだけでも十分楽しめます。

楽しみながらリズム感が鍛えられます。

体験談:息子がドラム教室に通ってみて感じたこと

息子は「太鼓の達人」をきっかけにドラムを始めました。

最初は独学でも良いのでは?と思いましたが、実際にレッスンに通わせてみると、プロの先生に教えてもらう安心感は大きいと実感しました。

スティックの持ち方からリズムの取り方まで、独学では気づけなかったポイントを指導してもらえたのは本当に良かったです。

もちろん月謝は決して安くありませんが、音楽を長く楽しむための基盤づくりと考えれば、良い投資だと感じています。

先生に聞いて役立ったアドバイス

レッスンに通い始めてから、先生からもらったアドバイスで印象的だったものを紹介します。

「大きな音を出すことを怖がらない」

子どもは最初、遠慮して小さな音になりがちですが、ドラムはしっかり音を出すことでリズムが安定するとのことでした。

「毎回同じ高さからスティックを振り下ろす」

ばらばらな高さで叩くと音量も揃わず、リズムが不安定になります。

シンプルですが効果的なポイントでした。

「1曲丸ごとではなく、4小節ずつ区切って練習する」

難しい曲でも少しずつ区切って練習すれば、無理なく達成感が得られると教えていただきました。

【子どものドラム】よくある質問(FAQ)

Q1. 独学から始めて、途中で教室に通わせても大丈夫?

はい、大丈夫です。

ただし独学で変なクセがついてしまうと直すのに時間がかかることもあります。

早めに体験レッスンに行ってみるのがおすすめです。

関連記事▶【体験レポ】島村楽器のキッズドラム体験レッスンに参加してきました!料金・流れ・注意点まとめ

Q2. 電子ドラムでも練習になる?

十分練習できます。

我が家も約5万円の電子ドラムを購入しました。

ヘッドホンを使えば夜でも練習でき、子どもでも扱いやすいです。

関連記事▶ELEDORAの電子ドラムDWT-200レビュー|選んだ理由&追加で購入したものを紹介

Q3. 何歳からドラムを始められる?

教室によって異なりますが、島村楽器では4歳から通えます。

小学校低学年から始める子も多いです。

関連記事▶ドラム教室は何歳から通える?子どもの年齢別の特徴と教室選びのヒント

まとめ

子どもがドラムを独学することは可能ですが、フォームやリズム感を正しく学ぶには限界があります。

長く続けたいなら、教室に通うことで基礎をしっかり身につけ、音楽の楽しさを深く味わえるでしょう。

費用面や通う手間はありますが、やる気やモチベーションを保ちやすいのは大きなメリットです。

ご家庭のスタイルに合わせて、独学と教室の良いところを取り入れてみてください。

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