子どもにドラムは難聴のリスクがある?親として知っておきたいことと対策まとめ

こんにちは🎵

このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、島村楽器のキッズドラムコースに通い始めた小学1年生の息子と、その息子よりも真剣に練習しているドラム初心者の夫との日々を、音楽のある子育て目線で綴っています。

今回は、ドラムを子どもに習わせようと考えている保護者の方からよく聞かれる

「ドラムって音が大きいけど、難聴の心配はないの?」

という疑問についてまとめてみました。

我が家も、息子がドラムを始める前に一番気になっていたのがこの点でした。

楽しみながら続けてもらいたいからこそ、安全面はとても大切ですよね。

実際に調べてみて分かったこと、我が家で実践している予防策などをわかりやすくお伝えしていきます。

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ドラムと子どもの耳。難聴リスクは本当にあるの?

子どもと騒音性難聴の関係

ドラムは確かに音が大きい楽器です。

特にアコースティックドラムを至近距離で長時間叩くと、大人でも耳が疲れるほどの音圧があります。

音の大きさを表す単位として「デシベル(dB)」がありますが、

  • 通常会話:60dB
  • 車のクラクション:100dB
  • アコースティックドラム(至近距離):110〜120dB

と言われており、ドラムの音は100dBを超えることが珍しくありません。

WHO(世界保健機関)では、85dB以上の音に長時間さらされると、聴覚にダメージが蓄積されていく可能性があるとしています。

そのため、ドラムを長時間・高音量で続けた場合、子どもでも「騒音性難聴」と呼ばれるタイプの難聴につながるリスクはゼロではありません。

ただし、それは正しい知識と対策を知らずに、無防備な状態で練習を続けた場合の話です。

次に、難聴を防ぐためにできる具体的な方法を見ていきましょう。

子どもの難聴を防ぐために家庭でできる予防策

1. 電子ドラムを活用する

我が家がレッスンを始めてすぐに購入したのが、5万円ほどの電子ドラムです。

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電子ドラムなら、音量を自由に調整できるのが最大のメリット。

また、ヘッドホンを使えば家族への音の配慮もできるため、集合住宅でも気軽に使えます。

耳に優しい音量で叩ける環境が整うため、子どもの耳にも安心です。

2. ヘッドホンやイヤープロテクターを使う

アコースティックドラムでのレッスンや演奏会では、耳を守るための「イヤープロテクター(耳栓タイプやイヤーマフタイプ)」の着用が推奨されています。

市販の子ども用イヤーマフは可愛いデザインも多く、嫌がらずにつけてくれる子も多いようです。

特にライブや発表会など大音量が予想される場面では、積極的に活用したいですね。

3. 長時間の練習を避け、休憩をとる

たとえ電子ドラムで音量を下げていても、長時間ぶっ通しで練習するのは耳にとって負担がかかります。

子どもの集中力の面でも、休憩は大切。

我が家では、長くても15〜20分ごとに休憩を挟むように声をかけています。

「今日はここまでにしよう」と、子どもの耳も心も守るようにしています。

4. 教室の環境をチェックする

習い事としてドラムを検討している場合、教室の音響環境や講師の安全意識も確認しておきたいポイントです。

我が家の息子が通っている島村楽器のドラム教室では、個人レッスンなので音量や内容の調整もしやすく、先生も

「耳の負担にならないように、少しずつ進めましょう」

と気を配ってくださっています。

同じく、グループレッスンでも耳栓などを勧めてくれる教室なら安心ですね。

子どもが安全にドラムを楽しむために知っておきたいこと

楽器としての魅力とバランス感覚

ドラムは、体全体を使ってリズムを表現する楽器です。

全身運動に近いため、リズム感だけでなく集中力・持久力も自然に育ちます。

何より、「音を出すだけで楽しい!」と子ども自身が感じられることが最大の魅力だと感じています。

難聴リスクの可能性ばかりに目を向けるのではなく、「どうやったら安全に長く楽しめるか?」という視点で向き合ってあげたいですね。

関連記事はこちら▶【ドラム×習い事】子どもにドラム教室ってどう?未経験ママが感じた7つのメリット

習い事としての費用について

耳を守るための対策グッズは、意外とお手頃価格で手に入ります。

以下に、初期費用や月謝の目安をまとめてみました。

項目内容金額の目安
ドラム教室(月謝)島村楽器 個人レッスン月12,100円+運営費1,650円
ドラム教室(月謝)島村楽器 グループレッスン月9,350円+運営費1,650円
電子ドラム電子ドラム約5万円~
イヤーマフ・耳栓子ども用防音グッズ2,000〜4,000円程度

関連記事▶ドラム教室の習い事費用は高い?実際に通ってわかった月謝・初期費用・他の習い事との違いを解説!

まとめ:正しい知識と対策で、子どももドラムももっと好きになれる

「子どもにドラムを習わせたいけれど、難聴が心配…」

という不安は、親として当然のものだと思います。

ですが、知識を持って予防策をしっかり取り入れれば、難聴リスクを大きく減らすことができます。

何より、ドラムは音楽を全身で楽しめる素敵な趣味です。

子どもの好奇心や「楽しい!」という気持ちを大切にしながら、安全に長く続けていけるように、これからも家庭でできる工夫を重ねていきたいと思っています。

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