大人初心者のドラム独学は飽きる?|続けるコツ・練習メニュー・楽しみ方を徹底解説

こんにちは🎵

このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、小学1年生の息子のドラムレッスンや、息子以上にドラムに熱中している夫の様子を交えながら、音楽を楽しむ子育ての日常をお届けしています。

大人になって「ドラムを叩いてみたい!」と独学で始める方は少なくありません。

ところが、最初のワクワク感はあっても、数か月経つと「飽きてきたかも」「このまま続けられるのかな」と感じる人も多いです。

この記事では、大人がドラムを独学で始めたときに飽きやすい理由や、飽きずに楽しみ続けるための練習メニューを体験談を交えてお伝えします。

ドラムは飽きやすい楽器なの?

我が家の体験談:半年で飽きてしまった夫

わが家では、7歳の息子が島村楽器のキッズドラムコースに通い始めたのをきっかけに、夫もドラムに挑戦しました。

最初の頃はYouTubeを見ながら毎日練習するほど熱心で、息子よりも夢中になっていたほどです。

関連記事▶【子どもが習い事として始めたドラム教室】通っているのは息子なのに…ハマったのはパパでした

ですが半年ほど経った頃から、毎日の練習はなくなり、今では気が向いた時だけ。

例えば、夕食を電子レンジで温めている数分間にサッと叩く、といった感じになっています。

「ドラムってもしかして飽きやすい楽器なのかな?」と、私自身も思いました。

夫がドラムを飽きてしまったと感じる瞬間

我が家の夫は、ドラムを始めてから「この曲を叩けるようになりたい!」と目標を決めると、とにかく集中して練習します。

仕事終わりや休日も、YouTubeを見ながら同じフレーズを繰り返し、気がつくと何時間も電子ドラムに向かっていることもありました。

ただ、その曲がある程度仕上がってくると、練習の熱量が一気に落ちてしまうようです。

「もう大体叩けるからいいかな」と満足してしまうのか、次の曲に取りかかるまでに数週間あいてしまうこともあります。

見ている側からすると「せっかくここまで頑張ったのにもったいないな」と思うのですが、夫自身は決してドラムが嫌いになったわけではなく、きっかけや目標が見つからないとモチベーションを維持しにくいのかなと感じています。

ドラムは「練習すればするほど成果が見える」楽器ですが、目標が途切れると成長がストップしたように感じて、飽きやすくなるのかもしれません。

息子は飽きずに続けられている理由

一方で息子は、月3回のレッスンを毎回楽しみにしています。

先生と一緒に練習したり、上手な演奏を間近で聞いたりすることで「もっと上手になりたい!」という気持ちが湧くようです。

やはり、独学だけで続けるよりも「人との関わり」がある方が、モチベーションを保ちやすいと感じています。

大人のドラム独学が飽きてしまう理由

成長を実感しにくい

大人になってから独学でドラムを始めると、「本当に上達しているのかな?」と感じることが多いです。

最初はスティックを持つだけでも新鮮ですが、1か月、2か月と続けていくうちに、自分の演奏を客観的に評価するのが難しくなります。

誰かにフィードバックをもらえる環境がないため、練習しているのに成長を実感できず、モチベーションが落ちやすくなります。

練習メニューが単調になりがち

独学だと、どうしても「最初に覚えた8ビート」や「好きな曲の一部」ばかりを繰り返しがちです。

最初は楽しくても、同じフレーズばかり叩いていると飽きやすくなります。

また、ドラムは「手足をバラバラに動かす」という特性上、基礎練習が単調に感じやすく、「今日はもういいかな」と手を止めてしまうきっかけにもなります。

比較対象がいない

教室やバンド仲間がいれば、「あの人みたいに叩けるようになりたい」と目標ができます。

でも独学だと、自分以外の演奏を身近に感じる機会が少なく、褒めてもらうこともなくなりがちです。

そのため、自分のペースが分からず「本当に続ける意味があるのかな」と迷い、気づけば練習時間が減ってしまうケースもあります。

明確なゴールを設定しにくい

独学の場合、何を目指して練習すればいいのかが曖昧になりがちです。

「発表会で演奏する」「ライブに出る」「次回のレッスンで先生に見てもらう」などの外部のゴールがないため、曲を1つ完成させた時点で満足してしまい、次のステップに進みにくいのです。

結果的に、成長が止まったように感じて「飽きた」と思いやすくなります。

飽きずに楽しめる!大人独学者向けドラム練習メニュー

小さなゴールを設定する

「この曲を全部叩けるようにする」と大きな目標を立てるのもいいですが、それだと達成までに時間がかかって飽きやすくなります。

おすすめは「今日は1小節だけ完璧にする」「1週間でイントロ部分を仕上げる」といった小さなゴールを決めること。

達成感をこまめに味わえるので、モチベーションを維持しやすくなります。

好きな曲を使った練習

基礎練習だけだと退屈に感じてしまうもの。

独学で飽きずに続けたいなら、自分が普段よく聴くアーティストや好きな曲を練習メニューに入れるのがおすすめです。

「この曲をドラムで叩けたら気持ちいい」というワクワク感が、練習を自然と続ける原動力になります。

関連記事▶ドラム楽譜はどこで買うのがお得?初心者におすすめのドラム譜サイトを徹底比較

練習時間を短く区切る

大人は仕事や家事で忙しく、1時間まとめて練習するのは難しいですよね。

そんなときは「10分だけ叩く」と決めて短時間集中する方が継続しやすいです。

短い時間でも「毎日続けている」という習慣が自信につながります。

練習バリエーションを取り入れる

同じ練習ばかりだとマンネリ化してしまいます。

たとえば、

・リズムパターンを変えてみる
・メトロノームのテンポを上下させてみる
・曲に合わせてアレンジしてみる

といった工夫を加えることで、飽きにくくなります。

お手本を取り入れる

独学でもYouTubeやオンラインレッスンを活用すれば、プロの叩き方を間近で学ぶことができます。

自分だけで練習するよりも刺激があり、「あの人みたいに叩けるようになりたい」という気持ちが湧いてきます。

家族や仲間に聴いてもらう

「人に聴かせる機会」を作ることも効果的です。

家族に披露するだけでも、ちょっと緊張感が出て練習の質が上がります。

また、SNSに練習動画をアップしてみるのも、自分の記録になって振り返りやすく、成長を感じやすくなります。

独学でも飽きずにドラムを続ける工夫とその効果まとめ

工夫効果
好きな曲を題材にするモチベーションが続きやすい
練習時間を短く設定する「今日は5分だけ」と思うと続けやすい
練習アプリや動画を使う成長を実感しやすい
月1回だけでもレッスンを受けるモチベーションの維持に効果的

よくある質問(FAQ)

Q1. ドラムは独学でも上達できますか?

可能です。

ただし独学だけだと自己流になりやすいので、時々は動画やレッスンで確認するのがおすすめです。

Q2. 飽きたときはどうすればいいですか?

無理に練習しようとせず、好きな曲を聴いたり動画を見たりして「また叩きたい」と思えるきっかけを作りましょう。

Q3. 独学と教室、どちらが続けやすいですか?

続けやすさでいえば教室です。

先生とのやり取りや目標があることで、飽きにくくなります。

ただし独学でも工夫すれば長く楽しめます。

まとめ

ドラムは独学でも始めやすい楽器ですが、単調になりやすく「飽きる」と感じる人も少なくありません。

ですが、練習に変化をつけたり、好きな曲を使ったり、時々レッスンを取り入れることでモチベーションは続きます。

「ドラムって飽きやすいのかな?」と感じた方も、工夫次第で長く楽しめるはずです。

あわせて読みたい記事

ドラム楽譜はどこで買うのがお得?初心者におすすめのドラム譜サイトを徹底比較

初心者必見!ドラム練習に楽譜は必要?暗譜と譜面のメリット・デメリットを比較

最新情報はインスタで🎵

ドラムを楽しむヒントやブログの更新情報は、Instagramでも発信しています。

質問や不安があれば、お問い合わせフォームやインスタDMから気軽にご連絡くださいね。

「ドラムはじめました♬」では、大人も子どもも楽しめるドラムライフをお届けしています。

更新情報はInstagramでチェックできますので、よかったらフォローしてもらえるとうれしいです☺ → @drumkids.jp