ピアノ教室を半年で辞めた子ども、なぜドラムは楽しく通える?子どもの習い事が続かない時のヒント

こんにちは🎵

このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、島村楽器キッズドラムコースに通い始めた小学1年生の息子と、息子以上にドラムに夢中な夫の様子を、子育て視点でお届けしています。

今回は「ピアノ教室を辞めたけどドラムは続いている」という、わが家のリアルな体験を通して、「子どもの習い事が続かない」とお悩みの方に、少しでもヒントになるようなお話をまとめてみました。

  • 「習い事を始めても、すぐに飽きてしまう」
  • 「この子に合っている習い事ってなんだろう」

そんなお悩みを抱えている方に届きますように。

ピアノは半年で辞めた。親の希望で始めた習い事は続かない?

息子が5歳になった頃、私は

「音楽って素敵だし、ピアノ男子ってかっこいいよね!」

という思いから、ピアノ教室に通わせることにしました。

実は私自身、子どもの頃に3年ほどピアノを習っていた経験があり、

「自分もやっていたし、ピアノは音楽の基礎だし」

と、ごく自然にピアノを選んだんです。

ですが、始めてみると……

  • 家での練習は毎日の声かけが必要
  • 曲がすぐに弾けるようになるわけではない
  • 本人は、ゲーム(太鼓の達人)ばかりやりたがる

という状況で、だんだんと練習が負担に。

先生はとても丁寧な方でしたし、レッスンの内容も良かったのですが、息子の心はピアノに向きませんでした。

結果として、半年でピアノ教室を辞めることになりました。

ドラムとの出会い。始めて1ヶ月でノリノリに🎵

そんな息子がドラムに出会ったのは、小学1年生になってから。

もともと3歳頃から「太鼓の達人」を楽しんでいて、音楽に合わせて叩くことが大好きだったんです。

「それなら、ドラム教室が向いているかも?」

と体験に行ってみたところ、先生も気さくで、本人もノリノリ。

関連記事▶【子どものドラム教室】我が家の息子が6歳から習い始めたきっかけとリアル体験談

最初の1ヶ月で、流行りのJ-POPに合わせて簡単なパターンを叩けるようになり、

  • 「できた!」
  • 「かっこいい!」

という手応えを本人が感じられたことが大きかったようです。

さらに、宿題のような課題はほとんどなく、自宅練習も自由。

これが、練習がプレッシャーになりがちなピアノとの違いでもありました。

子どもの習い事が続くかどうかは「親の期待」と「本人の興味」のバランス

習い事が続かなかった理由は?

息子がピアノ教室を辞めた時、正直私は少しショックでした。

辞めた後なんども「またピアノしたくなったら教えてね」と誘導したものです(笑)

でも、今振り返ると、本人の性格や興味にあまり寄り添えていなかったなと感じます。

  • 「私がやっていたから」
  • 「男の子にもピアノを」
  • 「音楽の基礎から学ばせたい」

と、どこか親の理想ばかりが先に立っていたんですね。

息子にとっては、

  • 成果がすぐに見えにくい
  • 練習のハードルが高い

というピアノより、

  • 体を動かして楽しめる
  • すぐに音楽に合わせて演奏できる

というドラムの方が合っていたようです。

続く習い事の共通点

わが家の経験を踏まえると、「習い事が続く」かどうかには、次のようなポイントがあると感じます。

続かなかった習い事(ピアノ)続いている習い事(ドラム)
親がやらせたかった本人が興味を持っていた
基礎からじっくりタイプ初日から楽しめるタイプ
自宅練習が必須自宅練習は自由
成果が出るのに時間がかかるすぐにできた感覚がある

ドラム教室はゆるくてもOK!島村楽器の個人レッスンが合っていた理由

わが家が通っているのは、島村楽器のキッズドラムコースです。

体験レッスンの時に、先生が息子の様子をよく見てくれて、

「個人レッスンの方が向いていそうですね」

と提案してくれました。

グループレッスンもありましたが、

  • 他の子と比べずに、自分のペースで進めたい
  • 人見知り気味な息子でも安心

という理由で、個人レッスンにしました。

レッスンの概要

コース月謝(税込)管理費(税込)合計/月(税込)
個人レッスン12,100円1,650円13,750円
グループ9,350円1,650円11,000円

個人レッスンは少し割高ですが、 「続けられること」を優先して考えれば大満足の内容でした。

関連記事▶ドラムの習い事費用は高い?実際に通ってわかった月謝・初期費用・他の習い事との違いを解説!

子どもの習い事、どう選ぶ?3つのヒント

子どもの習い事がなかなか続かない……。

そんな時に思い出してほしい、3つの視点をまとめました。

1. 親の理想ではなく、子どもの興味に寄り添う

「これをやってほしい」という親の気持ちは自然なことですが、 まずは子どもが興味を持っていることを観察するのがおすすめです。

ゲームや遊びの中にも、ヒントが隠れているかもしれません。

2. すぐに達成感が味わえる工夫があるか

習い事の最初の時期に「楽しい!できた!」と感じられると、モチベーションが続きやすくなります。

ピアノよりドラムの方が簡単、という意味ではありません。

ですが、最初のハードルが低いと、子どもにとっては取り組みやすいものになります。

3. 家での練習が無理なくできるか

毎日の練習が必須になると、親の負担も増えがちです。

ドラムの場合は教室からの課題が出ない分、自由に好きなだけ叩けるのが気楽でした。

家族の生活スタイルにも合った習い事を選べると、お互いにストレスが減ります。

今は、息子はドラム、娘はピアノ。それぞれのペースで

ちなみに、ピアノを辞めた息子とは対照的に、同時期に始めた娘(当時3歳)は今も楽しくピアノを続けています。

娘にとっては、ピアノの丁寧なステップアップや、発表会などの目標が合っていたようです。

同じ家庭でも、兄妹で合う習い事は違うんだなぁと実感しています。

まとめ:習い事は「合っているかどうか」で続く

習い事を始めたのにすぐ辞めてしまったら……

つい親としては落ち込んでしまいますよね。

でも、「合っていなかっただけ」なら、きっと別の習い事で輝ける場所が見つかります。

わが家も、ピアノからドラムに変えたことで、息子の音楽の楽しみ方がぐんと広がりました。

「辞めたこと」は失敗ではなく、「合う場所を探すためのステップ」だったと思っています。

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「ドラムはじめました♬」では、これからも、子どもが楽しくドラムを続けていくためのヒントを発信していきます。

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