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このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、島村楽器キッズドラムコースに通い始めた小学1年生の息子、そして息子よりもドラムに夢中な夫との日々を、子育て目線でつづっています。

「ドラムって、なんだか簡単そうじゃない？」

太鼓の達人や音ゲーのイメージもあってか、そんな印象を持っている方、多いのではないでしょうか。

実は、私もそう思っていました。

けれど、いざ子どもがドラムを習い始めてみると、「簡単そうだと思っていたけど、意外と…」と思う場面がたくさんありました。

今回は、ドラム未経験の私が感じた「ドラムの簡単さと難しさ」について、リアルな体験談を交えてお話ししたいと思います。

ドラムって簡単そう？ピアノ経験者の私がそう思った理由

ドラムを始めたばかりの息子が、1ヶ月で1曲叩けた！

我が家の6歳の息子は、太鼓の達人がきっかけでドラムに興味を持ち、島村楽器のキッズドラムコース（個人レッスン）に通い始めました。

驚いたのが、レッスンを始めてたった1ヶ月で、Mrs. GREEN APPLEの「ダンスホール」を、1曲通して叩けるようになったことです（別に自慢をしているわけではありません）。

もちろんプロのような演奏ではありませんが、音楽に合わせてきちんとリズムに乗って叩けていたことにびっくりしました。

一方私が小学生の頃に習っていたピアノでは、右手だけで簡単なメロディを弾けるようになるまでにも時間がかかりました。

今現在は娘がピアノを習って1年以上経っていますが、少なくともJ-popなどの有名曲を弾けるようにはまだまだ時間がかかりそうです。

それに比べて、ドラムは「音を外す」ことがなく、本人も達成感を得やすいようです。

この時「もしかしてドラムって他の楽器より簡単なのでは？」と感じたのが、私の正直な感想でした。

ドラムは叩く場所の面積が広いから音を外しにくい

ピアノは鍵盤を間違えるとまったく違う音が出てしまいます。

しかも鍵盤が多いので、手の位置をきちんと覚えないとすぐにズレてしまいます。

一方、ドラムはスネアやタムなど叩く場所の面積が広く、多少ずれても大きなミスにはなりにくいです。

子どもにとって「失敗しにくい楽器」であることも、「簡単そう」に感じた理由の一つです。

ドラム教室の宿題は意外と自由

娘のピアノ教室では、毎週「この曲を何回弾いてきてね」など、具体的な宿題がしっかり出ます。

でも息子のドラム教室では、「次までにこの曲を何回か聴いてきてね」といったゆるい指示が多めです。

もちろん先生によってスタイルは違うかもしれませんが、我が家の場合はピアノよりずっと自由な印象。

これも、「ドラムって気楽に始められるんだな」と感じた理由になりました。

でも、ドラムが本当に簡単かと言われると…

両手両足をバラバラに動かすのが想像以上に難しい

ドラムが「簡単そう」に見えるのは、

• 楽譜を読まずに始められること
• 音を外しにくいこと

が理由かもしれません。

でも、実際にドラムをやってみると、右手・左手・右足・左足をそれぞれ違うリズムで動かすのは、とても難しいんです。

私の夫もドラム初心者ですが、YouTubeで見た簡単なパターンを真似しようとしても、なかなかうまくいかず、毎晩こっそり練習しています。

「簡単そうに見えて、奥が深い」

ドラムはそんな楽器だと、今では感じています。

叩く力加減やタイミングで音の印象が全然変わる

ドラムは単純に叩くだけ、と思いがちですが、実は力加減や叩くタイミングで音の響きや迫力がまったく変わります。

先生が叩いたときの音と息子が叩いたときの音では、同じリズムでも全然違うように聞こえることもしばしば。

「上手な人のドラムはなぜカッコいいのか？」

それは、音の出し方にこだわっているからなんだなと思うようになりました。

ドラムは正確なリズム感が求められる

ドラムは、音程ではなくリズムを担当する楽器です。

だからこそ、正確なリズム感がとても重要。

一つズレただけで、曲全体の印象がガタガタになってしまうことも。

自然なリズム感は、小さいうちから身につけると良いと言われています。

ドラムを早めに始めることのメリットは、確かにあると感じています。

ドラムは「簡単そう」なスタートが魅力の楽器

ここまで読んで「結局、ドラムって簡単なの？難しいの？」と感じた方もいるかもしれません。

私の答えはこうです。

ドラムは他の楽器よりも始めやすく、楽しさを感じるまでのハードルが低い。

でも、上手に演奏できるようになるには、しっかりした練習とリズム感が必要。

つまり、「簡単そうに見えるけど、極めるには奥が深い」そんな魅力的な楽器です。

どんな人にドラムがおすすめ？

ドラムは、こんな方におすすめです。

• 音楽初心者だけど何か楽器を始めてみたい
• リズムゲームや太鼓の達人が好き
• 音を外すのが怖い、失敗が苦手
• 楽譜を読むのが苦手
• 小さな成功体験を重ねながら上達したい

最初のハードルが低く、楽しさを感じやすいドラムは、親子で始めるにもぴったりの楽器だと思います。

関連記事▶ドラムに向いている子の特徴とは？親が見て感じたリアルな体験談も紹介！

まとめ：ドラムは子どもも大人も楽しめる「簡単そうで奥深い」楽器

我が家も、息子がドラムを始めたことで夫までドラムにハマり、家族の会話が増えました。

楽器を通じて音楽がもっと身近になる、そんな経験をしたい方にはドラムはとてもおすすめです。

「簡単そうだから始めてみた」でも、まったく問題なし！

そこから広がる世界を、ぜひ一緒に楽しみましょう。

関連記事▶ドラムとピアノ、どっちが難しい？子どもにも大人にもおすすめな音楽の始め方

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