バスドラム・キック・ベースドラムの違い|初心者にもわかるドラム用語使い分け解説

こんにちは🎵

このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が島村楽器キッズドラムコースに通い始めた6歳息子、息子よりもドラムにハマり中の夫について、音楽の楽しさを子育て目線でお届けしています。

ドラムの勉強を始めたばかりの人にとって、

  • 「バスドラム」
  • 「キック」
  • 「ベースドラム」

という言葉はとてもややこしく感じますよね。

「え?全部同じなの?それとも違う楽器なの?」

そんな疑問を感じたあなたに向けて、この記事ではそれぞれの言葉の意味や違いを、初心者にもわかりやすく解説していきます!

結論:呼び方は違っても、バスドラム=キック=ベースドラムです!

まず結論からお伝えすると、

バスドラム・キック・ベースドラムは、ほぼ同じ楽器を指しています。

ただし、使われる場面や文脈によって呼び方が変わるだけなんです。

ここからは、それぞれの言葉がどんな意味で使われているのか、詳しく見ていきましょう。

バスドラム(Bass Drum):正式名称・クラシックでも使う用語

「バスドラム」は、日本語では「大太鼓」と訳される楽器です。

英語の「bass drum(ベースドラム)」の発音が訛って「バスドラム」と呼ばれるようになりました。

  • ドラムセットの一部として、足でペダルを踏んで演奏します。
  • クラシック音楽では、セットではなく単体で使用する大きな太鼓を指すこともあります。

👉つまり「バスドラム」は最も正確で正式な名称です。

キック(Kick):足で演奏することから生まれた呼び方

「キック」は、「足で蹴る(kick)」という動作に由来しています。

  • ドラムセットのバスドラムをペダルで足で蹴る=キックする
  • その動作から、ドラムセット内のバスドラムを「キック」と呼ぶように

ロックやポップスなどのバンドで活動しているドラマーや、音楽制作ソフト(DTM)では「キック」と呼ぶことが非常に多いです。

👉カジュアルな表現や、リズムセクションとしての役割を強調したいときに使われることが多いです。

ベースドラム(Bass Drum):英語では正式だが、日本では混在

「ベースドラム」は、本来は「バスドラム」と同じ意味の英語表記(Bass Drum)をカタカナにしたものです。

ただし日本では、

  • 「ベースドラム」と「バスドラム」を別物と誤解されることもある
  • 「ベース=低音」のイメージが先行しすぎて、ベースギターと混同されやすい

という理由から、ドラム界隈では「バスドラム」や「キック」が主に使われています。

👉英語的には「Bass Drum」が正しいですが、日本では「バスドラム」という言い方が一般的です。

用途による使い分け:誰がどう呼ぶ?

呼び方主な使われ方
バスドラム正式名称。教則本・クラシック寄りの表現
キックバンド・DTM・ロック系のカジュアルな言い方
ベースドラム英語的には正解、日本語ではやや誤解を生みやすい

違いがあるとしたら?実は演奏スタイルが異なる場合も

「バスドラム」には2種類あります。

  1. ドラムセットのバスドラム(キック)
     → 足で踏んで演奏。ペダルを使用。
  2. クラシック音楽のバスドラム
     → 手でマレット(ばち)を使って叩く。単体で大きなサイズ。

つまり、同じ「バスドラム」でもジャンルによって演奏スタイルが違うこともあるんです。

ただし、ドラム初心者がまず出会う「バスドラム」は、基本的にセット内で足で鳴らすもの=キックだと思っておいてOKです。

ドラム初心者が覚えておくとよいポイントまとめ

  • 「バスドラム」「キック」「ベースドラム」は基本的に同じもの
  • 呼び方が違うだけで、混乱しなくてOK!
  • 自分が使いやすい呼び方で大丈夫(ただし場面に応じて切り替えられると◎)
  • 「キック」は特に音楽制作やロック系の世界でよく使われる言葉

番外編:「キック」「キックドラム」どちらが正解?

🔸「キック」「キックドラム」「バスドラム」の使われ方の違い

呼び方意味・使われ方
バスドラム正式名称。クラシックや教則本、ドラムの基本パーツ名として広く使われる
キックカジュアルな言い方。バンド・DTM・会話・現場での略称としてよく使われる
キックドラム「キック」と「ドラム」を合わせた呼び方。
英語圏ではやや一般的、日本語ではややマイナー

🔍「キックドラム」はどんなときに使うの?

  • 海外のドラマーや英語の機材紹介で使われることが多い
    例:Kick drum mic(キックドラム用マイク)

おわりに:名前にとらわれず、音を楽しもう!

ドラムの世界には、同じものでも呼び方がいくつかあることがよくあります。

でも一番大切なのは、「名前」ではなく「音」や「演奏そのもの」を楽しむこと🎵

最初は用語に戸惑うかもしれませんが、少しずつ慣れていくので大丈夫。

ぜひ自分のペースでドラムを楽しんでくださいね!

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