ドラムスティックの子ども用と大人用の違いとは?おすすめ子ども用スティックも紹介

こんにちは🎵

このブログ「ドラムはじめました♬」では、ドラム未経験の母が、島村楽器のキッズドラムコースに通い始めた小学1年生の息子と、息子以上にドラムに夢中な夫の様子を、子育ての視点から楽しくお届けしています。

ドラム教室に通い始めてすぐの初回レッスン。

帰り際に「次回からはマイスティックを持ってきてくださいね」と言われ、内心ちょっと焦りました。

家には電子ドラムを買ったときに付いていたスティック(たぶん大人用)があるけれど……

  • 「これって子どもが使っても大丈夫なの?」
  • 「そもそも子ども用と大人用で、何が違うの?」

そんな風に迷った経験から、今回は初心者が最初につまずきやすい「ドラムスティックの違い」について、子どもと大人の視点で分かりやすくまとめました。

現在我が家にあるスティックは、大人用が3セット(そのうち1本は電子ドラムの付属品)、子ども用が1セット。

実際に使ってみてわかったこと、先生に確認したことなども踏まえて、これからドラムを始めるお子さんの参考になるようにまとめています。

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子ども用と大人用のドラムスティックは何が違うの?

長さ・重さの違い

子ども用と大人用のドラムスティックの一番大きな違いは「長さ」と「重さ」です。

種類長さ(目安)重さ(目安)
大人用約40〜42cm約55〜65g
子ども用約35〜37cm約40〜50g

大人用のスティックは、我が家の息子(6歳・小学1年生)の手にはやや長く、重く感じることがあります。

特にまだ手首の力や握力が十分でない場合、大人用だと「うまく叩けない」「疲れてしまう」「変な持ち方になる」といったデメリットがあります。

持ちやすさの違い

子ども用のスティックは細身で軽く、子どもの手にフィットするように設計されています。

実際に比べてみると、

  • 大人用:手を大きく広げないと握れない
  • 子ども用:自然に手のひらにおさまる

という感覚の違いがありました。

音や振りやすさの違い

重さが違うことで、叩いたときに出る音の強さや、振ったときのスピード感も変わります。

レッスンの先生によると、

「最初は正しいフォームを身につけることが大切なので、軽くて扱いやすいスティックの方が上達も早い」

とのことでした。

JUG・Pearl・Vic Firthなど…我が家のドラムスティック4種を比較!

実際に小1の息子(キッズドラムコースに通っています)が使っている子ども用ドラムスティックと、趣味でドラムを始めた夫が使っている大人用ドラムスティック4種類を紹介しながら、それぞれの特徴や使用感を比較してみます!

紹介するのはこちらの4本👇

  • JUG JH350(ジュグ ロック用)
  • Pearl Heavy Lacquer Series(パール ヘビーラッカーシリーズ)
  • Vic Firth American Classic 5A(ヴィックファース 5A)
  • 電子ドラム購入時に付属のスティック

一番左のJUG JH350と書いてあるスティックが子ども用のドラムスティックです。

こうして比べてみると、スティックの長さ・太さが大人用と比べて違うのがよく分かりますね。

また、先端部分をよく見ると、平らになっているような..💡

子ども用スティックの先端が平らに見える理由とは?

子ども用のドラムスティックの先端(チップ)は丸みを帯びたり、やや平らな形状になっていることがあります。

✅ 理由①:音がコントロールしやすいように設計されている

丸く平らなチップは、叩いたときの音量や音色が安定しやすいという特長があります。

初心者の子どもは力の加減やスティックの角度が安定しないことが多いので、どんな叩き方でも比較的まとまった音が出やすいよう、そうした設計になっていることがあるんです。

✅ 理由②:ドラムセットへのダメージを減らすため

とがったチップよりも、平らで丸いチップの方が打面にやさしいです。

特に電子ドラムや小型ドラムセットを使用している場合、打面を傷つけにくくするために、ややフラットなチップ形状が選ばれることもあります。

✅ 理由③:握りやすさ・軽さが優先されている

子ども用スティックは、全体的に短く・細く・軽く作られています。

チップの形も、重心バランスをとるために工夫されていて、結果的に先端が大人用と比べて平らに見えることがあります。

子どもの扱いやすさ、音の安定感、安全性まで考えられて作られているんですね。

子どもには子ども用スティックをおすすめする理由

1. 正しいフォームが身につく

大人用のスティックだと、どうしても変な持ち方になったり、腕や肩に力が入りがちです。

子ども用スティックで無理のないサイズ感を選べば、自然な手の形やリズム感が育ちやすくなります。

2. 楽しく叩ける

我が家の6歳の息子も最初は大人用を使っていたのですが、子ども用に変えたら「こっちの方が叩きやすい!」とニコニコ。

ドラムは楽しく続けることが一番大切なので、子ども自身が気持ちよく叩ける道具を選んであげたいですよね。

3. 成長に合わせてサイズを変えられる

子どもの成長に合わせて、スティックも少しずつサイズアップしていけばOK。

最初から大人用に慣れさせる必要はなく、むしろ負担が少ないサイズを選ぶ方が安心です。

子ども用スティックの選び方とおすすめモデル

選び方のポイント

  • 対象年齢が明記されているか
  • 長さが35〜37cm程度か
  • 軽め(40〜50g前後)かどうか
  • グリップ部分が細めで握りやすいか
  • 材質がヒッコリーやメイプルなど、軽めの木材か

はじめての1本は、バランスの取れたベーシックなモデルがおすすめです。

おすすめの子ども用ドラムスティック

以下のような商品は、入門用として評価が高く、我が家でも実際に使っています。

Pearl(パール)ジュニアスティック 553J

  • 軽くて持ちやすく、レッスンにも◎

Vic Firth(ヴィックファース)KIDSスティック

  • ポップなカラーで子どもウケも良し
  • 軽量で叩きやすい

JUG JH350

  • 島村楽器の店員さんに選んでもらった、我が家が使っているスティック
  • 小学校低学年向け

よくある質問Q&A

Q. 最初は教室のレンタルスティックでも大丈夫?

A. はい、体験レッスンや入会初回などは貸してもらえることが多いです。

ただ、習い始めてすぐ「マイスティックを用意してください」と言われるので、早めの購入がおすすめ。

Q. 電子ドラム付属のスティックを使っても問題ない?

A. サイズ的に子どもに合っていればOKですが、たいてい大人用なので、重すぎたり長すぎることがあります。

できれば子ども専用を用意してあげると安心です。

Q. 兄弟やパパと兼用はできる?

A. 大人用と子ども用を分けておくのがベストです。

サイズが違うとフォームや音の出方に影響が出るので、兼用はあまりおすすめできません。

まとめ:子どもの手に合ったスティック選びで、ドラムがもっと楽しくなる!

ドラムスティックは、大人用と子ども用でしっかり違いがあります。

「とりあえず家にあるのでいいかな?」と思いがちですが、実はスティック選びこそ、ドラムを楽しく続けるための第一歩。

子どもの手に合ったサイズと重さのスティックを選べば、正しいフォームが身につき、何より「楽しい!」と感じやすくなります。

我が家も子ども用にしてから息子の表情が明るくなり、練習も前向きに取り組むようになりました。

ぜひお子さんに合ったスティックを見つけてあげてくださいね。

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